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自治体の皆さまへ

帰りたいまちがある。住む場所になる。Life in Aizu-Wakamatsu(3)

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福島県会津若松市

■Interview 地域おこし協力隊 馬場啓太さん(36歳)
会津若松市生まれ。高校卒業後、東京の大学に進学し、在学中にお笑い養成所に入所。東京での芸能活動を経て、2022年に会津若松市で地域おこし協力隊に就任し、今年で2年目。現在は大戸地区の地域おこし活動と芸能活動を両立する。

▽Uターン×地域おこし
会津若松市に移住を考える人へ―
都会での生活に疲れたら、会津のゆったりとした暮らしはおすすめです!
“走らず”に“歩いて”進む人生もいいですよ。

▽Voice3 ほど良い田舎。不便はあっても苦労は無い
大戸町で地域おこし協力隊として活動する馬場啓太さんは「『テレビに出る人になりたい』という思いで東京の大学に進学し、一度は就職を考えましたが、やっぱり夢を諦められず、お笑いの養成所に入りました」と話します。現在は本市で暮らしながら、地域おこし活動と芸能活動を両立しています。Uターンのきっかけを「当時は東京での生活に疲れていました。人混みも苦手だし、何より気持ちが焦っていた。そんな時に地域おこし協力隊の募集を知り、これだと思ったんです」と話します。「やりたいこととタイミングが全て重なった感じでした。すぐに応募しましたね」と笑顔を見せます。
このまちでの暮らしを「不便さはあっても苦労は無い」と話す馬場さん。「ほど良い田舎で住みやすいです。特に食べ物やお酒は本当においしいです」と話します。また、「地域おこしは達成感があります。今は、芦ノ牧温泉は知っていても大戸町のことはよく知らないという人もいると思うんです。より多くの人に大戸町の良い所を知ってほしいですね」と今後の地域おこしへの意気込みを話してくれました。

◆地域活性化を最前線で応援!
地域おこし協力隊
地域外の人材を受け入れて地域協力活動を行ってもらうことで、地域力の維持・強化を図る制度です。本市では本年度、湊地区と大戸地区に導入しています。

問合せ:地域づくり課
【電話】39-1202

■Interview 会津漆器職人 長谷部和哉(かずや)さん(35歳)
喜多方市生まれ。京都の大学を卒業後、関西で就職。関東や海外での生活を経て会津若松市に移住。会津漆器技術後継者訓練校で漆器の技術を学ぶ。今年から漆器職人として独立した。

▽Jターン×地場産業
会津若松市に移住を考える人へ―
冬は雪が多く、除雪は大変ですが、雪景色など雪国ならではの良さもあります。自然豊かな会津若松の暮らしをぜひ、楽しんでください。

▽Voice4 新たな世界に飛び込んで見つけた自分らしい仕事
関西で大学を卒業し、就職した長谷部和哉さんは、その後、関東や海外での生活を経て、30歳のときに本市に住み始めました。「転職がきっかけの移住でしたが、縁あって漆器の道へ進みました」と話す長谷部さん。会津漆器技術後継者訓練校(以下、「訓練校」)で2年間、会津塗りの技術を学びました。伝統工芸という新しい世界に飛び込むことを「不安より楽しみの方が大きかったんです。昔から日用品などのモノに思い入れがあり、黙々と仕事をするのも好きなので、自分に向いていると思いました」と笑顔で話します。
訓練校を卒業後、職人の下で修行し、今年、漆器職人として市内で独立した長谷部さん。「生活も仕事も、全てを自分一人で組み立てるのは楽しいです」と話します。また、「山に登るのが好きなので、山が多い会津は魅力的ですね。雄国沼は森もきれいだし、すぐに行けるのでおすすめです」と、このまちでの暮らしを楽しんでいます。「まだまだ不安はありますが、この仕事を続けていければと思います。愛着をもって使ってもらえる漆器が作りたいです」と、今後の目標を話してくれました。

◆会津漆器の技術を学べます
会津漆器技術後継者訓練校
若手漆器職人を育成する職業訓練校として地域内外から訓練生を受け入れ、2年間の専門的な研修を行います。訓練終了後は、市内で漆器職人として独立するための支援もしています。

問合せ:商工課
【電話】39-1252

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