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自治体の皆さまへ

熱中症に注意しましょう

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福島県会津若松市

まだまだ暑い日が続きます
■高齢者は特に注意が必要です
消防庁の統計によると、昨年5月から9月にかけて熱中症で救急搬送された人は、全国で7万1029人にのぼりました。これは平成20年の調査開始以降、3番目に多く、そのうち県内で救急搬送された人は1284人と、東北地方で最も多い人数となりました。
救急搬送された人を年代別でみると、65歳以上の高齢者が約5割と最も多く、次いで18歳から65歳未満の人が約3割、7歳から18歳未満の子どもが約1割となっています。高齢者は若い人に比べて体に熱がたまりやすく、体内の水分が不足しがちです。また、暑さや喉の渇きに対する感覚機能が低下します。エアコンや扇風機などをためらわずに使い、こまめな水分補給を心掛けましょう。

■屋内でも注意しましょう
熱中症は、炎天下の屋外などで起きると思われがちですが、約4割の人は住居などで熱中症を起こし、救急搬送されています。自宅や職場などの屋内にいるときも注意しましょう。
▽熱中症の症状
熱中症になると、次のような症状を起こします。
・軽症…めまい・立ちくらみ・こむら返り・手足のしびれ
・中等症…頭痛・吐き気・体がだるい・集中力や判断力の低下
・重症…意識障害・けいれん・運動障害・身体が熱い

▽熱中症予防のための水分補給のポイント
・食事などに含まれる水分を除き、1日あたり1・2ℓを目安に、喉が渇いていなくてもこまめに水分をとりましょう
・アルコールやカフェインを含む飲み物(コーヒーや緑茶など)は尿量が増え、体内の水分を排せつしてしまうので、水分補給の目的で飲むのではなく嗜好(しこう)品として考えましょう
・大量に汗をかいた場合には、水分だけでなく塩分や経口補水液をとりましょう

問合せ:健康増進課
【電話】39・1245

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