【pick up】まちのニュース

2／20

■生産者のたゆまぬ努力が実る町産桃「あかつき」30年連続で献上桃に指定
町産桃「あかつき」が、皇室献上品として県から指定を受けました。皇室への献上は、平成6年から始まり、今年で30回目。東日本大震災および原発事故、新型コロナウイル感染拡大後も途切れることなく続いています。
献上桃決定通知交付式が6月8日、役場で行われました。髙橋宣博町長立会いのもと、県北農林事務所の家久来(かくらい)克之所長からJAふくしま未来の数又清市代表理事組合長へ、決定通知が交付されました。数又代表理事組合長は「震災以降も努力し続けた生産農家の励みになる。町のPR活動にも感謝。献上桃の名に恥じないよう、今後もまい進する」と話しました。

■農業分野10人目地域おこし協力隊委嘱状交付式
町特産桃の産地維持・継承を目的に、桃農家を目指す地域おこし協力隊の委嘱状交付式が5月31日、役場で行われました。
委嘱を受けたのは、神奈川県から移住された安藤政浩さん。相原泰之さん(中屋敷)の元で、桃などの栽培技術・農業経営について学びます。交付式では「先輩農家の指導をしっかりと守り、献上桃の郷の名に恥じない桃の生産者を目指したい」と決意を述べました。
町の農業部門の地域おこし協力隊は10人となり、「献上桃の郷」の継承を目指して活動しています。

■木材の良さをPR県北森林組合が木製募金箱寄贈
半田山自然公園の管理などを行う県北森林組合から、木製募金箱2台が寄贈され、その贈呈式が6月1日、役場で行われました。
寄贈された募金箱は、県産杉を使用して作られ、目安箱としても活用できる造りとなっています。菅野厚代表理事組合長は「募金活動を通じて木材の良さをPRしたい」と話しました。
町は、森林環境を考える取り組みの一環として、募金箱を役場内に設置し、緑の羽根募金などさまざまな募金活動に活用していきます。

■税の大切さを実感小学校租税教室
税金の大切さについて学ぶ租税教室が6月7日、半田醸芳小学校で開かれました。
町税務住民課職員が講師を務め、アニメやクイズなどを通して、6年生17人に税金の重要性を説明しました。
職員が「児童1人あたり年間約93万円の税金が使われています」と紹介すると、児童らは「学校で使うものに、こんなに多くの税金が使われているとは知らなかった」「備品などはより大切に使いたい」「豊かな暮らしのために、納税は大切だと実感した」などと思いを新たにしました。

■目指せ「日本一健康なまち桑折」いきいき百歳体操研修会
町民の皆さんが、自ら介護予防に取り組めるように、平成28年度から始まった「いきいき百歳体操」事業。現在約300人(21グループ)が参加し、日ごろから介護予防に取り組んでいます。
当事業に取り組んでいる人を対象とした研修会が5月31日、やすらぎ園で開かれ、約130人が参加しました。町民の健康状態の説明や髙橋町長による講話、関口恭代さんを講師に迎えて「笑いヨガ」を実践するなど、参加者一人一人が自分の現状を見つめ直し、健康意識を高めました。

■長年の功績をたたえて綱島洋一さんへ感謝状贈呈
平成31年度から行政相談委員として尽力されている綱島洋一さんに、福島行政監視行政相談センター所長から感謝状が贈呈されました。
綱島さんと昨年同感謝状を贈呈された熊谷孔隆さんは6月1日、役場を訪れ、髙橋町長に報告。綱島さんは「これからも行政と町民の架け橋となれるように努力していきたい」と話し、町長からは労いの言葉が贈られました。

■生涯学習推進計画策定に向けて住民の声を取り入れた計画に
第3次計画策定に向けた庁内勉強会と推進会議が5月29日、役場で行われました。アドバイザーの三瓶千香子教授(桜の聖母短期大学)を講師に、職員が「人生100年時代」における生涯学習の重要性について学びました。続いて、関係団体や有識者などで構成する推進会議では、町民アンケート調査結果や現状と課題について議論。今後も会議を重ね、パブリックコメントを実施しながら、今年12月までに計画を策定する予定です。

■大会での活躍に期待激励金贈呈式
バウンドテニスの全国大会出場が決定した朽木二三夫さんと佐藤昭次さんへの激励金贈呈式が5月17日、役場で行われました。3月に開催された県大会で準優勝し、東京都で開かれる「第41回全日本バウンドテニス選手権大会シニアの部・ダブルス」の出場権を得た2人。髙橋町長は「町民が福島県の代表として、全国大会に出場されることはとても名誉なこと。持てる力を存分に発揮し、がんばってほしい」と激励しました。