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環境コラム 第55回

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秋田県北秋田市

■犬の飼い主の義務と責任
動物と触れ合うことで、心が落ち着いたり、ストレスが軽減する「アニマルセラピー」という治療法が確立されるほど、ペットに癒しを感じる方は多いそうです。
その中でも犬は特に人気があり、身近なペットと言えるでしょう。
一般社団法人ペットフード協会の調査によると、令和3年度全国で飼育されている犬の数は約710万6千頭で、2020年以降増加傾向にあります。特にコロナ禍の影響もあり、新しくペットを飼う人が増えているようです。

しかしながら、ペットを飼うことはその動物の命を預かることであり、最後まで飼い続ける責任があります。さらに、犬の飼い主には様々な「義務」があり、狂犬病予防法で定められている飼い主の義務は大きく3つあります。

(1)犬を取得した日(生後90日以内の犬を取得した場合は、生後90日を経過した日)から、30日以内に市町村に犬の登録を申請すること
(2)毎年1回狂犬病の予防注射を受けさせること
(3)交付される鑑札と狂犬病予防注射済票をその犬に装着すること

(1)〜(3)の義務には罰則も規定されており、20万円以下の罰金となっています。
一見厳しいように見えるかもしれませんが、狂犬病は、発症すると犬も人も、ほぼ100%死亡してしまう病気です。

すべての人を守るため、また、自分の大切なペットを守るために、飼い主としての責任を果たしましょう。

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