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特集 スポーツの“チカラ”~スポーツ立市よこて10周年~(2)

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秋田県横手市

■横手市スポーツ大使に聞くスポーツの“チカラ”
横手市では、当市出身でスポーツに携わり、ご活躍されている方を『横手市スポーツ大使』に任命し、スポーツ立市よこてのシンボル的な存在として市民に夢と勇気、そして活力を与えていただいています。スポーツ立市10周年を記念し、横手市スポーツ大使の3人にスポーツの素晴らしさやスポーツ立市よこての今後に期待することをお聞きしました。

▽長谷川誠氏 雄物川地域出身
日本バスケットボール界のパイオニア。バスケ3×3日本代表アソシエイトコーチとして活躍。

私にとってスポーツの素晴らしさとは、『バスケットボールに出会えたこと』に尽きます。バスケットボールを通じて多くの方と出会い、そして多くの方から支えられ、バスケットボールに携わることでいろいろな事を学ぶことができました。これからも指導者としての道をまい進し、パリオリンピックでメダルを獲得できるよう頑張ります。
バレーボールの宇佐美大輔監督やスキーの向川桜子選手、藤原哲選手など、横手市からも世界で活躍する選手が輩出されております。今後も横手市のスポーツ界から世界で活躍できる選手が育つことを期待しながら、スポーツ大使として世界に向けて横手市を情報発信し、盛り上げていきます。

▽酒井勝充氏 平鹿地域出身
コニカミノルタ陸上競技部監督。日本実業団陸上競技連合の統括役として活躍。

スポーツが夢の実現に向けての原動力となり、自分の可能性を広げてくれました。中学時代、農家の手伝いが嫌で陸上部に入部しましたが、続けることで逞(たくま)しさや折れない心、身体の中から湧き出るワクワク感、人間教育(哲学、笑顔、挨拶の大切さ)を得ることができました。苦楽さまざまなことを経験しましたが、学生時代の良き経験と仲間たちが支えとなってくれました。今後はスポーツの可能性を未来に役立てたいと考えています。
技術指導も重要ですが、スポーツに取り組む皆さんには人間教育を第一と考え心の指導をしてほしいと思います。横手は競技環境にも恵まれていますので有効活用し、皆さんが楽しくスポーツに取り組むことができる『よこて』にしてください。

▽高橋勇市氏 横手地域出身
2004年アテネパラ五輪マラソン競技で金メダルを獲得。その後も世界のトップランナーとして活躍。

目が見えなくなった頃、私の毎日はただ生きているだけでした。楽しみは食べることだけです。夢も希望もありません。
そんな私の人生を変えたのがマラソンです。辛さのあとの爽快感、達成感は最高です。走れなくても泳げなくても、歩くだけでも立派なスポーツです。重度障害の人でも楽しめるボッチャもあります。体を動かすと脳も活性化されるといわれています。皆でスポーツを楽しみ活力ある横手にしましょう!
そして横手の若い皆さん、横手は自然に恵まれています。自然の中を駆け回って体力を養ってください。雪に負けない粘りを先祖から引き継がれている皆さんには可能性があります。素晴らしいアスリートに育ってください。

■やって、観て、応援しよう!今後の主なスポーツイベント

問合せ:
No.1・3・4…(一財)横手市スポーツ協会【電話】38-8122
No.2…スポーツ振興課【電話】35-2173

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