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自治体の皆さまへ

特集 大雨災害から身を守る(2)

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秋田県横手市

■避難の時に気を付けること
▽早めに避難
・高齢者や子どもなどがいて避難に時間を要する家庭では早めに避難を開始しましょう。それ以外の家庭でも、危険を感じたら自主的に避難しましょう。
・天候が荒れてからの移動は危険です。早めに安全なルートで避難しましょう。
・長靴に水が入ると危険です。運動靴で避難しましょう。

▽危険な箇所に近づかない
・増水した河川は流れが速くなり危険です。用水路の見回りもやめましょう。
・冠水した道路ではマンホールや側溝が見えづらく危険です。足元の安全を確認して歩きましょう。
・車で避難する際は、冠水箇所や地下道の通行は避けましょう。車が水に浸かると動かなくなったり水圧で扉が開かなくなったりして危険です。

▽できるだけ高い所へ避難
・すでに災害が発生していたり、避難所までの移動がかえって危険な場合は、近隣の高い建物や自宅の2階以上の崖や沢からできるだけ離れた部屋に移動するなど、身の安全を確保してください。

●もしも被災してしまったときは…
住まいが被害を受けたときは、早く家の片付けや修復作業に取り掛かりたくなるかもしれません。しかし、その前にまずやっておきたい重要なことがあります。それは『家の被害状況を写真に撮ること』。り災証明書を市から取得して支援を受ける際や、損害保険を請求する際に大変役立ちます。浸水した場合は浸水の深さも分かるように撮りましょう。

●水害・土砂災害対策の5原則
(1)情報は待たずに、自分で取りにいく
(2)遠くの避難所より、近くの2階
(3)念のため、明るいうちの自主避難
(4)避難時は、隣人・災害弱者に声をかけて
(5)防災は、自助と近所の助けあい

危機対策課では町内会などの団体や学校を対象に、要望に応じて防災講座を開催しています。まずはお問い合わせください。

問合せ:危機対策課
【電話】35-2195

■Interview
市では7月14日からの大雨により被災した県内の自治体へ職員を派遣し応援対応にあたりました。秋田市で家屋被害状況調査に従事した職員に話を聞きました。
税務課 高橋聖菜さん、髙橋万葉さん

片付けが進んでいる家屋や床下浸水被害の家屋では、被害状況を確認しにくいケースが多くありました。「家屋のどの高さまで浸水したのか」確認できる写真を撮っておいてもらえると、スムーズに調査を行うことができます。
同じ地域内でも「きっと大丈夫だろうと思っていたら、どんどん水位が上がり、車も浸水。結局、腰まで水位のある道路を歩いて避難することになった」という方がいた一方で、「浸水しやすい地域であることを分かっていたため、早めに車を移動させて車の被害を免れることができた」という方もいました。また、被災された方から「ハザードマップのとおりに浸水した」という話を聞きました。横手市の皆さんも今一度、お住いの地域のハザードマップを確認してどのような対策が必要か考え、防災に役立ててほしいと思います。

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問合せ:危機対策課
【電話】35-2195

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