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自治体の皆さまへ

災害から身を守るために

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秋田県鹿角市

災害が発生したとき、最も大切なのは自分の命を自分で守る「自助」の意識。日頃から一人一人が防災対策を心がけることで、災害時の被害を少なくすることができます。

■家具の置き方を工夫していますか?
過去の大地震では、多くの人が倒れてきた家具の下敷きになって亡くなったり、大けがをしました。大地震が発生したときは「家具は必ず倒れてくるもの」と考えて、壁に固定するなど転倒防止対策をしておく必要があります。

■食料・飲料水などの備蓄は十分ですか?
電気やガス、水道などのライフラインが止まった場合に備えて、普段から飲料水や保存の効く食料などの備蓄をしておきましょう。防災のために特別なものを準備するのではなく、普段の生活の中で利用している食品や飲料水を備えるようにしましょう。
備蓄する非常食などは自宅での避難生活を想定して、最低3日分、できれば1週間分備えることが推奨されています。

■非常用持ち出しバッグの準備はできていますか?
自宅が被災したときは、安全な場所に避難し、避難生活を送ることになります。非常時に持ち出すものをあらかじめリュックサックに詰めておき、いつでも持ち出せるように準備しておきましょう。

■もしもに備え、情報収集手段は万全ですか?
気象情報などに応じて「鹿角市メール配信サービス(登録制)」や「鹿角市防災ラジオ」で、避難所の開設情報や避難情報を発信しますので、正確な情報を得られるようにしておきましょう。

▽鹿角市防災ラジオ
市では、災害発生時に緊急放送を発信します。通常のラジオ放送を受信しながら、緊急放送を自動的に受信する機能を持つ「防災ラジオ」を1台3,500円で貸し出しています。
※自主防災組織が当該組織に加入している世帯の8割以上の世帯にまとめて配布する場合は、貸与費用を1台2,000円に減額します。
※5年以上の利用で返却の必要がなくなります。

▽鹿角市メール配信サービス
【E-mail】e-kazuno@xpressmail.jp
上記アドレスに空メールを送信すると登録用のメールが返信されます。画面に従い入力することで登録できます。
※防災情報のほか、設定することでさまざまな情報を受信できます。

▽防災情報を発信しています
・鹿角市ホームページ
・秋田県防災ポータルサイト
・国土交通省(河川情報)
・気象庁

■家族同士の安否確認方法は、決まっていますか?
別々の場所にいるときに、災害が発生した場合でもお互いの安否を確認できるよう、日頃から安否確認の方法や集合場所などを、事前に話し合っておきましょう。災害時には、携帯電話の回線がつながりにくくなり、連絡が取れない場合もあります。その際には、「災害用伝言ダイヤル」のサービスを利用しましょう。

▽災害用伝言ダイヤル「171」の利用方法
伝言の録音と再生ができます。
(1)「171」にダイヤル
↓↓(音声ガイダンスが流れる)
(2)録音の場合「1」を押す
再生の場合「2」を押す
↓↓(音声ガイダンスが流れる)
(3)連絡を取りたい電話番号を入力
例:0186-●●‐●●●●
※市外局番からダイヤル
※携帯電話も登録可能
↓↓(音声ガイダンスが流れる)
(4)ガイダンスに従って録音(再生)

■災害時の危険箇所は、確認していますか?
崩れやすいがけ地の近くや、河川の氾濫により家が浸水する恐れのある区域に住んでいる人は、大雨の時に避難が必要です。
昨年4月に全世帯に配布した「総合防災マップ」では、土砂崩れの災害の危険度が高い箇所を表した土砂災害警戒区域や、河川が氾濫した場合にどれだけ浸水するかを表した浸水想定区域を確認することができます。自宅の周辺にどのような危険があるのか日頃から確認しておきましょう。

■避難場所や避難経路は、確認していますか?
いざ災害が起きた時に慌てずに避難するためにも、避難場所と避難経路を事前に確認しておきましょう。
市で開設する避難所は下記のとおりですが、災害の規模に応じて小・中学校などを第2避難所として開設する場合もあります。

▽市内の避難所一覧
防災ラジオやメール配信サービスなどで、避難所の開設情報を発信しますので、情報を収集し、お近くの避難所に避難してください。
※開設状況について
◯開設します
△他の避難所開設を優先
×開設しません

■「防災士」の資格取得を応援します
自治会や自主防災組織における防災活動のリーダーとなる人材を育成することを目的に、防災士の資格取得を目指す人を募集しています。防災士になるためには、秋田市で開催される研修講座(2日間)と、消防機関で実施する救命救急講習を受講後、資格取得試験に合格することが必要です。
県と市が共同で実施する防災士養成事業では、実質無料で資格を取得できますので、希望する人は総務課危機管理室(【電話】30-0299)までご連絡ください。

問合せ:総務課危機管理室
【電話】30-0299

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