《特集》MNP(携帯電話の持ち運び)が「簡単・スムーズ」にできる手続が始まりました(2)

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【MNPワンストップ手続き】

Q4.店頭で手続をしたいのだけど、どうすればいいの?
令和5年6月1日時点では、店頭でMNPワンストップでの申請はできませんが、以下の(1)(2)の順の手続であれば、店頭でMNP手続を行うことができます。
(1)現在契約している携帯会社にMNP予約番号の発行申請をする。
(2) MNP 予約番号をもって、乗換え先の携帯会社で新規契約を申し込む。
乗換え先の携帯会社で契約が完了し回線が切り替わると、乗換え前の携帯会社との契約は自動で解約。
※上記の手続は、引き続き利用可能です。

●従来のMNP手続のイメージ
※イメージ図は本紙をご覧ください。

◇手続(1)
MNP予約番号の発行を申請する。
MNP予約番号の申請は、Web、店頭窓口などの対面または電話での申請方法があります。
契約携帯会社によって、申請できる方法が限られる場合があります。

◇手続(2)
MNP予約番号をもって契約を申し込む。
申込みは、Web または店頭 窓口などの対面で行います。
携帯会社によっては、Web 手続しかない場合があります。

Q5.MNPするのに、料金って必要なの?
原則、料金は発生しません。
ただし、従来の手続においては、店頭窓口などの対面または電話によるMNP予約番号の発行時に、千円以下の額(消費税額を除く)が発生することがあります。また、乗換え先で、契約に関わる事務手数料が発生することがあります。

◆コラム
◇MNPっていつから始まったの?
MNPは、平成18年(2006年)より始まりました。
それまでは、携帯電話会社を乗り換える際は、現在の契約携帯会社を解約し、新たに契約する携帯会社で新規契約をするしかなく、電話番号を変更する必要がありました。電話番号が変わると、電話番号を教えていた人などに変更したことを通知する手間などが増えるため、当時携帯会社を変えない人が多く、携帯電話会社間での競争が進まなかったこともあり、MNPが始まりました。

◇MNPしている人は増えてるの?
MNPの数は増えています。
令和3年4月から、MNPの手数料の原則無料化やWeb手続の24時間化などが始まりました。よりMNPがしやすい環境が整備されたこともあり、令和3年度は過去最高のMNP数を記録しました。

◆MNP 数の推移

詳細はこちら
総務省の「携帯電話ポータルサイト」では、「自分にあった料金プランの見つけ方」「MNPの手順」「端末を買う際のアドバイス」など、携帯電話の契約に関わる様々な情報を提供していますので、ご活用ください。

総務省「携帯電話ポータルサイト」
【URL】https://www.soumu.go.jp/menu_seisaku/ictseisaku/keitai_portal/