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自治体の皆さまへ

地方のかがやき 燕市 新潟県(2)

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◆燕市の取組01
魅力ある学校づくりや特色ある事業で子どもたちの長所や新たな可能性を広げる
教育立市宣言

燕市では子どもたちが豊かな人間性と創造性を備え、郷土に愛着をもってもらう人づくりを市民とともに推進するため、2008年に「教育立市」を宣言し、様々な事業に取り組んでいます。
小中学校においては「つばめ読解力育成プロジェクト」を展開し、生涯にわたって学び続けるために必要な「読み解く力」の育成に取り組んでいます。また、「つばめ長善プロジェクト」では、ふるさと学習を進めながら、「広報つばめ子ども記者」や「Jack and Betty教室」など、子どもたちの興味関心や可能性を広げる様々な事業を実施しています。

◆燕市の取組02
「令和4年度ふるさとづくり大賞」受賞 高校生のアイデアをまちの人や資源を使って実現
燕市役所まちあそび部

若者による主体的なまちづくりを推進するため、燕市は平成25年につばめ若者会議を発足しました。この会議の取組のひとつである、燕市役所まちあそび部は、高校生たちにやりたいことのアイデアを出してもらい、まちの人と資源を使ってそれを実践してもらうもの。
燕市としては、若者がまちに関わることで地域を理解し、より愛着を持ってもらうことを期待する事業です。
これまでには、地元農家の協力を得ての野菜の収穫とカレーの調理、菓子店とのコラボによるスイーツづくり、ゆるキャラやご当地ヒーローとの交流、ラジオ番組の収録への参加などを実現したほか、昨年12月には、まちあそび活動を振り返り、得られた学びを参加者と共有する「まちあそび学会」を開催しました。
これらのユニークな取組が評価され、燕市のまちあそび部は総務省の令和4年度ふるさとづくり大賞で地方自治体表彰(総務大臣表彰)を受賞しています。

◆燕市の取組03
高度な技術で作られた優れた製品を返礼品に
ふるさと納税

金属加工の高い技術を駆使して燕市で製造された金属洋食器は洗練されたデザイン、仕上がりの美しさ、使いやすさが国内外で高く評価され、ノーベル賞の晩餐会で採用されたり、G7新潟財務大臣・中央銀行総裁会議(2023)で各国大臣などへの記念品として採用されたりしています。
これらの金属製品はふるさと納税の返礼品としても人気を集めており、市ではさらなる情報発信のため、直営サイト「つばふる」やインスタグラムのアカウント開設に続き、今年7月に公式LINEを立ち上げました。
寄付額は県内トップクラスで、寄付は産業の振興や教育・福祉・子育てに関することなどに使われます。たとえば子どもの健やかな成長を育むため、降雪期にも利用できる全天候型子ども遊戯施設の建設に着手しており、来年度中にオープン予定です。

◇燕市に移住しました
燕市に工房をかまえてキセルを製作・販売

考古学を専攻していた大学院生時代、北陸を旅した際、刻みた
ばこ用の喫煙道具であるキセルの一大産地だった燕市の産業史料
館で昔のキセルを見て感動。独学で作り始めたという岩浪陸(りく)さん。令和3年に埼玉県から燕市に移住し、市から紹介された一軒家を自宅兼工房とし、地元の名人の教えを受けながら、「六張煙管(ろくばりきせる)」の屋号で製作・販売を行うとともに、市の埋蔵文化財に関する仕事をしています。「紙巻きたばこよりも経済的で、味や香りが良い」と魅力を語る岩浪さんは骨董のキセルの蒐集家でもあります。

煙管職人 岩浪陸さん
燕の伝統文化として残していきたいです

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