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【tsulunos PLUS】+トレジャー ぐんまちゃんのぐんまの宝物、見つけたよ!

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群馬県

これからぐんまちゃんが群馬県の魅力的なもの「ぐんまの宝物」を探して、体当たりリポートしていきます!

■vol.1 桐生紙(きりゅうがみ)
○江戸時代から続く群馬の伝統工芸 “桐生紙”
初回となる今回、ぐんまちゃんが見つけた宝物は「桐生紙」です。桐生市の梅田地域は、江戸時代から桐生川のきれいな水を使った和紙の生産が盛んでした。桐生紙は主に、織物で栄えた桐生に集まる商店の帳簿などに使われていました。現在、桐生紙を生産している工房は1戸のみですが、原料となるコウゾの生産から、昔ながらの製法で桐生紙の伝統を継承しています。

○案内人
和紙職人 橘 三紀(たちばなみき)さん
工房「桐生和紙」で、江戸時代から続く生産技術の継承に力を入れている、唯一の桐生紙職人。コウゾの栽培から原料作りまで一貫した紙作りにも取り組んでいます。

○ぐんまちゃんが体験『コウゾの粗皮(そひ)取り』
・コウゾを蒸して皮をむき乾燥させた黒皮
コウゾの原木を蒸して皮をむき、束ねて乾かしたものが和紙の原料となる黒皮です
・桐生紙の特徴は「粗皮取り六分引き」
黒皮の表皮を削り落とし、緑色の形成層を半分くらい残す「六分引き」が桐生紙の特徴です
・白皮を乾燥させ原材料として保存
六分引きになったものを白皮といい、乾燥させて保存します

○ぐんまちゃんの取材メモ
「紙すきのベストシーズンは冬!」
・紙のもととなる紙料と桐生川のきれいな水を船(水槽)に入れて解きほぐします。満遍なく解けたら紙をすいていきます。1枚ずつ紙を干して、ようやく和紙ができあがります。
・和紙の良しあしが決まる大切な水。冬の冷たい桐生川の水が、桐生紙の紙すきには欠かせません
・油圧ジャッキで1~2日かけてゆっくりと脱水した和紙を一枚ずつ剝がし、紙干しして乾燥させます

■さまざまな製品に加工されて魅力アップ!
・コウゾの栽培から原料作りを行うオリジナルブランド「寅印」の巻紙は、必要な分だけ切って使用します
・和紙の風合いに富士山の図柄が調和する、色鮮やかなポチ袋
・手すき和紙ならではの模様が美しい、しおり付きのブックカバー

■動画を見よう!
動画限定!ぐんまちゃんが「桐生紙作り」に挑戦しました。ぐんまちゃんの活躍をご覧ください!
動画ポータルサイト「【URL】tsulunos.jp」
※二次元コードは本紙をご覧ください

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