【tsulunos PLUS】+スペシャル 秋のぐんまでアート散歩 No.2

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■前橋まちなかでアート散歩
▼ゆったり歩いて巡りたい　アートなフォトスポット
地域に根付く芸術文化の拠点「アーツ前橋」、アートと共存するホテルとして世界から注目される「白井屋(しろいや)ホテル」、街に開かれたギャラリーとして話題の「まえばしガレリア」。前橋の街中には、歩いて回れるアートスポットが点在しています。写真映えするアートに出会える、前橋の街中を散歩してみませんか。

1　白井屋ホテル
○五感を刺激する特別な空間
国道50号に面したホテルの外壁の作品が目を引く。建築家の藤本壮介(ふじもとそうすけ)による大胆な吹き抜けのある「ザ・ラウンジ」をはじめ、新旧2つの建物に点在する作品を鑑賞した後は、地元の食材を使ったメニューで味覚も満たせます
住所：前橋市本町2-2-15
・白井屋ホテル　ローレンス・ウィナーの作品
・白井屋ホテル「ザ・ラウンジ」レアンドロ・エルリッヒの作品
・白井屋バーガー(ザ・ラウンジ)

2　アーツ前橋
○開館10周年記念のアート展を開催
前橋の文化芸術活動の拠点、アーツ前橋。10周年を記念して開催されるアート展「ニュー・ホライズンー歴史から未来へ」では、WOW(ワウ)、蜷川実花(にながわ　みか)、藤田貴大(ふじたたかひろ)ら約30組のアーティストの作品を鑑賞することができます
住所：前橋市千代田町5-1-16
・《SUN　TOWER(サンタワー)2020/MAQETTE(マケット)》
・《Viewpoints(ビュー　ポインツ)》

3　まえばしガレリア
○アートと生活空間が共生する場所
建築家の平田晃久(ひた　あきひさ)が手がけ、文化と暮らしの交流拠点として今年5月に誕生したまえばしガレリア。地域の人々が新しい文化に触れ、集い、親しみ、発信する場所として、ギャラリー、飲食店、分譲住宅が入居
住所：前橋市千代田町5-9-1
・まえばしガレリア　鬼頭健吾(きとう　けんご)《untitled(hula　hoop)(アンタイトルド　フラ　フープ)》

■県立美術館でアート散歩
▼緑あふれる美術館で触れる　癒やしのアート鑑賞
公園内に建てられた美術館は作品の鑑賞はもちろん、飲食店や「ミュージアムショップ」を併設し、ゆったりとくつろげる癒やしの空間でもあります。話題の作品に触れた後は、周辺の散策もお勧めです。

○県立近代美術館
住所：高崎市綿貫町992-1　群馬の森公園内
・創作において自由なる競創　―19、20世紀の芸術家とポスター
シェレ、ミュシャ、ビアズリーら19世紀の先駆者たちの試みと、シャガール、マティス、ピカソ、ミロ、ダリら20世紀の巨匠たちのポスター芸術の確立と戦後の展開を、約160点の作品からたどるポスター展
会期：9月16日(土)～11月12日(日)
・アンリ・マティス《ポンパドール夫人　パリ装飾美術学校の舞踏会》1951年、石版画
・カフェもチェック!　森のレストラン　ころむす　古代米カレー(サラダ付)

○県立館林美術館
住所：館林市日向町2003
堀内誠一(ほりうち　せいいち)　絵の世界
アートディレクター、デザイナーとして豊かな才能を発揮した堀内誠一(1932-1987)にとって、絵本は特別な仕事でした。そんな堀内の世界を、絵本原画やデザイン画、絵画など約250点によりひもときます
会期：10月7日(土)〜12月17日(日)
・カフェもチェック!　エミール　水辺のワッフルカフェ　ソーセージandベジプレート
※9月18日(月)までの期間限定

■障害者アートに親しむ散歩
▼障害者の芸術文化活動の普及を支援する試み
県では今年「県障害者芸術文化活動支援センター　こ・ふぁん」を開設し、県庁の32階に障害のある方たちが創作したアート作品5点を展示しています。この機会に、力強くピュアな作品に親しんでみませんか。
・県庁32階展望フロアのアート作品は6年3月末まで展示中
・運営受託者「工房あかね」に属する障害のある方たちが描いたセンター看板

○特定非営利活動法人　工房あかね
県障害者芸術文化活動支援センターこ・ふぁん
小柏　桂子(おがしわ　けいこ)さん
障害のある方が地域の人々と共に芸術や文化に触れ、活動に携わり生き生きとした日々を送れるよう、さまざまな形でお手伝いしています

■～「群馬パーセントフォーアート」推進条例～　県予算の一定割合をアート振興に
アートを触媒に、幅広い分野で新たな価値を生み出し、地域経済の活性化を促す好循環を実現するため、全国で初めて、アート振興に関する安定的な財源供給を明記した条例を策定しました。官民共創で持続可能なアート振興に取り組みます。