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【tsulunos PLUS】+ヒストリー 『あの日』にタイムスリップ

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群馬県

■昭和60年(1985年)10月2日(水) 関越自動車道全線開通
○全線開通がもたらした物流と観光の経済効果
昭和48年に練馬IC–川越IC区間が関越自動車道として編入されたのをきっかけに、関東側と新潟側の両方から開通区間を延ばしていった関越道。最後に残った前橋IC-湯沢ICが開通し、練馬ICから長岡JCTまでの総距離246.3キロメートルの高速道路が全線開通しました。開通後、流通が整ったことで沼田・月夜野地区には工業地帯が増え、群馬県の農作物出荷量も増加。高速道路沿いの温泉地などへの観光客も急増し、大きな経済効果をもたらしました。

○谷川岳を貫通する日本最長の山岳トンネル
長さ約11キロメートル(上り11,055メートル・下り10,926メートル)の日本最長の山岳トンネルであり、日本の道路トンネルとしても第2位の長さの関越トンネル。その長さと複雑な地質、沿線の国立公園内では自然環境保全という特殊な環境下でのトンネル工事は難航し、総事業費が約1,060億円という大工事となりました。それでも安全性を追求し、世界屈指の設備を誇る関越トンネルの完成は、物流や人の往来を飛躍的に伸ばし、人々の生活を一変させました。

・赤城高原サービスエリア下り線にある、全線開通記念碑
・関越トンネル開通当初の群馬県側入り口

■群馬・日本・世界 出来事
昭和60年・うし 1985年
・3月17日(日)
国際科学技術博覧会「科学万博-つくば’85」開幕
・3月30日(土)
10月28日を「群馬県民の日」と制定
・8月12日(月)
日航ジャンボ機が群馬県御巣鷹山中に墜落

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