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自治体の皆さまへ

9月1日は防災の日 いざという時に備える~自主避難所について(2)~

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茨城県常陸太田市

■参加者へのアンケート結果
▽防災行政無線を合図にスムーズに避難できましたか…442人

95%の参加者が「十分にできた」「概ねできた」と回答しました。自由回答として「事前に備えができていたためスムーズに避難できた」などの意見がある一方、「防災行政無線が聞きづらかった」という回答がありました。

▽見学していただいた避難所の資機材はいかがでしたか…442人

80%の参加者が「十分である」「概ね十分である」と回答しました。「暑さ寒さ対策が不安」「数量不足」などの自由回答がありました。

▽高齢者等避難発令の際に、実際に生涯学習センター、交流センターふじ、水府総合センター、里美文化センターに避難しますか…382人(「危険な場所に住んでいない」を除く)

「避難する」と回答した方が多かった一方、「避難しない」と回答した方が26%でした。避難しない理由として「自宅から遠い」「自主防災会による自主避難所に避難する」という回答が多くありました。

この他にも、「自主防災会備蓄の資機材で不足しているものはありますか」という質問に対して「毛布」「非常食・飲料水」「発電機」が多くあった他、「簡易トイレ」「車いす」「自炊道具」などの回答も寄せられました。

▽主な自由意見
・テレビでしか見たことがなかった資機材を直接見ることができてよかった。
・初めての訓練参加でしたが、形、方法を変えて継続的な実施を希望。
・放送がよく聞こえなかった。
・災害が甚大化している中で、避難所は欠かせないためより一層の充実を期待します。
・地区1カ所の避難場所では対応できるか不安。

■成果と課題
市内全域の自主防災会を中心に、442人の方にご参加いただきました。本訓練では「マイ・タイムラインの作成」をはじめ、「防災行政無線をきっかけに実際に行動を起こすこと」「避難所がどのようなものか体験すること」「訓練をきっかけに自主防災会の在り方を再検討する」などを通して、災害に対する事前の備えと取るべき行動の確認をしていただきました。一方で、「暑さ寒さ対策」「資機材の再検討」「避難所が自宅から遠いため避難しない」など様々な課題を抽出することができました。市ではこれらの課題に取り組んでいくとともに、今後も様々な訓練を通し、災害からの逃げ遅れゼロを目指してまいります。

問合せ:防災対策課
【電話】内線351

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