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筑波山地域ジオパークNEWS

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茨城県桜川市

◆かつて海の底だった!関東平野の成り立ちと恵み
日本ジオパークの一つとして認定されている筑波山地域ジオパークは、石岡市・笠間市・つくば市・桜川市・土浦市・かすみがうら市の6市から構成されています。この地域は、日本百名山の一つである筑波山、国内第2位の湖面積を誇る霞ヶ浦、日本最大の平野である関東平野などの見どころがあります。今回は、一都六県にまたがる日本一広い平野「関東平野」の成り立ちと恵みをご紹介します。
「農業王国」茨城を支える豊かな平野の原型は、約13〜12万年前海底にありました。この時代は暖かく、関東平野の全域が海に覆われ、海底で平らな地形が形成されました。その後、地球が寒くなると、平らになった海底が地上に現れました。
平らな地形の上には、関東近辺の火山から噴出した火山灰が積もるほか、降水や川の流れなどによって大地が削れ、現在の関東平野の姿になりました。こうしてできた関東平野は、わたしたちの生活に様々な恵みをもたらしてきました。川の周りの低い土地では米作りが行われ、川から離れた台地では蕎麦や麦、スイカ作りが行われています。
雄大に広がる関東平野は、富谷山公園から一望することができます。大地の息吹を感じに訪れてみてはいかがでしょうか。

問合先:商工観光課
(【電話】0296-55-1159直通)

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