■G7茨城水戸内務・安全担当大臣会合
初日となる12月8日、市内ホテルで歓迎レセプションが行われ、松村国家公安委員会委員長、大井川知事、高橋市長が各国の閣僚を出迎えました。
冒頭では、「水戸太鼓保存会」が太鼓の演奏を披露し、会場からは大きな拍手が上がりました。高橋市長の乾杯の発声の後、参加者は県産品を使った料理や地酒を口にしながら、歓談を楽しみました。
レセプションの最後には、水戸市出身の書道家、笹島沙恵さんの書道パフォーマンスが披露され、迫力あるパフォーマンスに会場は盛り上がりました。
サイバー攻撃や児童の性的搾取・虐待対策などを話し合う会議が行われた12月9日は、会場となる水戸市民会館で、五軒小学校の児童が、国旗を振って各国の閣僚を出迎えました。
また、館内には、水府提灯(ちょうちん)などの工芸品や地元の銘菓を並べたブースが用意されたほか、水戸東武館での北辰一刀流の見学や武道の体験など、茨城・水戸の食や文化を体験できるプログラムが実施されました。
夜には、ワーキングディナーが開催され、生成AIの危険性と可能性について、専門家を交えつつ活発な議論が行われました。
最終日の12月10日は、会議の冒頭に、市内16校の中学生が、SNSの利便性と危険性についての意見を英語で発表し、その後、松村国家公安委員会委員長に宣言書を手渡しました。発表を聞いた閣僚たちは、拍手やハイタッチで生徒をたたえました。
会議後、高橋市長は、「県や市の食や文化を世界に向けて広くPRできた。このような国際会議をとおして、水戸から、将来国際社会で活躍する人材が輩出されることを願う」と話しました。
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