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[特集2] 2022年度 決算状況の報告(5)

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長野県須坂市

■介護保険(特別会計)の決算状況
・第1号被保険者要介護認定率の比較(2023年4月末時点)
全国19.0%
長野県17.1%
須坂市14.1%

[介護保険]
介護が必要になっても、住み慣れた地域でその人らしく安心して生活できるよう、介護が必要な人とその家族を社会全体で支えていくための公的介護保険制度です。
40歳以上の方を加入者(被保険者)として、被保険者の皆さんからの保険料と公費(税金)を財源として運営しています。

◇歳入の内訳
歳入総額は前年度に比べて0・3%の増で、1314万円増加しました。
第1号被保険者(※)保険料は、被保険者数は減少したものの、賦課決定額は増加し、収納率が伸びたことにより、前年度から502万円増加しました。
※第1号被保険者とは、65歳以上の方です。第2号被保険者は40歳以上64歳までの医療保険に加入している方です。

◇歳出の内訳
歳出総額は前年度に比べて0・2%の増で、699万円増加しました。各種介護サービス費である保険給付費が、全体の90・8%を占め、介護予防事業や地域包括支援センターの運営費などの地域支援事業費が5・8%となっています。
保険給付費は4296万円減少、地域支援事業費は1248万円増加しました。

▽介護保険特別会計の決算状況

◇介護保険運営における今後の見込み
介護保険は3年ごとに見直しを行います。今年度中には2026年度までの事業計画を策定します。2022年度の介護サービス受給者数は、2257人で制度開始時の2000年度に比べて、約2・6倍となっています。
また、介護サービスにかかる費用のうち、利用者本人が負担するサービス利用料を除いた保険給付費は約40億4000万円で、2018年度と比べると1億4000万円増加しています。
今後も介護サービスを利用される方の増加が見込まれます。介護予防事業をはじめ、各種サービスの充実に努めてまいりますので、皆様のご理解とご協力をお願いします。

▽介護サービス受給者の総数と介護保険給付費の推移

◇介護保険料の納め忘れにご注意ください
特別な理由もなく保険料を滞納し、納付相談にも応じていただけない場合は、滞納処分を受けるほか、次のような措置がとられることがあります。
・1年以上滞納→支払方法の変更
介護サービス費用の全額を自己負担し、申請により後で保険給付(費用の7~9割)を受けます(償還払い)。

・1年6カ月以上滞納→償還払いの差し止め
介護サービス費用の全額を自己負担し、給付が一時差し止められます。差し止められた給付は滞納した保険料と相殺することがあります。

・2年以上滞納→利用者負担の引き上げ
未納期間に応じて、利用者負担が3割または4割に引き上げられ、高額介護サービス費の支給が受けられなくなります。また、保険料をさかのぼって納めることができなくなります。

問合せ:高齢者福祉課
【電話】026-248-9020

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