飯山市国際交流員 グロリアのいいやまチョウたんさく

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(16)飯山の菜の花はキャノーラではありません。
飯山市の皆さん、今年の菜の花もきれいに咲いていましたね!
飯山市の菜の花は野沢菜だと聞いています。野沢菜と言えば漬物のイメージが強いので、飯山市で見た菜の花も食用に使われていると思っていましたが、飯山市菜の花公園の菜の花は観賞用のみだそうです。
実は菜の花公園の菜の花を見たとき、その黄色い花からカナダの「キャノーラ」を思い浮かべました。キャノーラはカナダを代表する作物の一つで、菜種油に使われるアブラナを改良したカナダの品種です。キャノーラの英語「CANOLA」はカナダの「CAN」とラテン語の油が由来する「OLA」を組み合わせた造語です。スーパーで売っているキャノーラ油はカナダのキャノーラが原料で作られたものです。
キャノーラは現在、カナダで最も栽培されている作物の一つで、農作物全体の約4分の1の収入を生み出しています。カナダは、キャノーラ生産量の90%を日本を含む50カ国に輸出しています。
地平線の果てまで広がる黄色いじゅうたんのようなキャノーラ畑を見るために、カナダに来る観光客がたくさんいます。飯山市菜の花公園とはまた違う光景なので、ぜひ夏にカナダに来てください!