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自治体の皆さまへ

【特集】むつ市には何もないのか…「何があったら、あるのか」(2)

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青森県むつ市

~地域おこし協力隊のお話~

◇満点の星を見たいと思ったら、今住んでるところで見られる。
村上 菜月(むらかみ なつき)さん
神奈川県伊勢原市出身

ある願いがあった。
「地元に住んでいる頃から家族や祖母と言ってたんです。いつか満点の星空が見えるところに旅行にいきたい」
そう思っていたところ、「今住んでるところ見られるじゃん!って。川内地区は凄く星が綺麗だなって思います」願いが叶う自然、星空がここにはあった。
親戚が東北にいることから、小さなころから描いた「東北に住む」こと。加えて、専門学校の研修で陸奥湾について調査しに青森に来た縁もある。そして、専門学校の先生から大崎さんがその学校の先輩であり、地域おこし協力隊をしていることを紹介され、むつ市に飛び込んだ。
「フィールドワークをしたり、日常から自然と触れ色んなところに行って見て思うのが生態系の豊かさ。鯨類(げいるい)の多くは通常、船で何時間かけて探して、ようやく見られるかどうかなのに、カマイルカなど陸から観察できるほど近くで見られるというのは凄く素敵だと思います」
着任1年目の彼女の目標は「街に溶け込めるようにがんばりたい。受け入れてもらえるのか…」と言ったが、他の隊員全員から「もう地元の人と一緒にご飯食べたりして、溶け込めてるよ!」の声に笑顔を見せ、「若干(生活に)慣れてきたかなという感じで、今後はより受け入れてもらえるように、この地を受け止められるように、協力隊としてここに来てよかったと思える活動を進めたい」
むつ市川内、脇野沢をはじめとした豊かな自然とも一緒に溶け込んでいきたいという意志にも映った。
「最終的には素敵なおばあちゃんになれたらいいなって思ってます」
笑顔で語る姿を見て、この地域に勇気を持って飛び込み、そして、たくさんの人々を巻き込んで、イベントや新しい風をむつ市に吹き込んでいるのだから、皆さんは既に素敵な方に違いないと、心からそう思う。

いかがでしたか?今月号はむつ市川内町を拠点に活動する「むつ市地域おこし協力隊」の4名から、市外出身者だからこそ見える自然豊かで素敵なむつ市、そして、むつ市での今後の活動についてお伺いしました。多くの市民の皆さまに改めてむつ市って良いところだと感じてもらえたら嬉しいです。
10月7日には、川内町に灯火を!をテーマに「かわうち・まりん・びーちライトアップフェスティバル2023」が開催される予定です!詳細は本紙11ページをご覧ください。また、地域おこし協力隊の日々の活動がわかる「むつ市海と森ふれあい体験館」ホームページやSNSも本紙QRコードから覗いてみてください!地域おこし協力隊広報誌「しぇるメール」も必見です!!

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■書ききれなかった、地域おこし協力隊の様子をご紹介!
(※詳しくは本紙をご覧ください。)
・ホタテフェスティバル、村上さん初のサブ担当!
・開催2年目!むつ市ホタテフェスティバル!当日は快晴で、多くの子どもたちが!!ホタテ釣りまくってます…
・親子でイルカウォッチング!こんなに近くでイルカを見られるのは、とっても貴重!リピーター続出。
・お二人が、大崎さんの焼き干し師匠。そのノウハウを日々学んでいます!
・クラファン成功!「MUTSU×AIZU」コラボ赤べこ「ムチュべこ」を作って日本に元気を届けたい!プロジェクト。かわいい!
・カマイルカの骨標本を1年がかりで作成。山田さんも村上さんも印象に残ってて、この子には体験館でお会いできます。
・川内に灯りがともったライトアップフェスティバル!これ、かわうち・まりん・びーちです…幻想的すぎて…10月にもあります!

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