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《12月は不法投棄撲滅月間》不法投棄をさせない されない 許さない!

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静岡県

「ごみのポイ捨てが後を絶たない。観光資源である自然を維持するためにも対策が必要だと思います」。先日、編集部にこんなお便りが届きました。師走は1年の汚れを払い、気持ちよくお正月を迎えるための時期でもあります。ルールを守らずにごみを捨てる人たちを絶対に許さず、県民総ぐるみで監視・通報して、STOP! 不法投棄!

■通報件数が増えています!
ここ数年、県内で不法投棄の通報件数が増えています。不法投棄は人目につかない場所で行われることが多く、悪質な事業者が山間部でゲリラ的に産業廃棄物を投棄するケースや、地域住人以外の何者かが、ごみ置き場に勝手に家庭ごみを捨て去るケースなどが目立っています。投棄者の特定調査をしても泣き寝入りになるケースがあります。

[不法投棄の通報件数の推移]

◆家庭ごみが知らないうちに…
家庭ごみを回収できるのは、一般廃棄物処理業の許可を持つ業者だけです。許可のない業者への依頼が、不法投棄につながることもあります。不要物を捨てる際は必ず市町のルールに従って、不審な業者(特に無料回収業者)に依頼しないようにしましょう。

◆あなたの土地を狙う悪質業者に気をつけて!
「資材置場に使わせてほしい」と言われて土地を貸したら、建設廃材や廃棄物が混入した土などを持ち込まれたケースが増えています。ご注意ください!

○被害に遭わないために
・うまい話があっても安易に土地を貸さない!
・自分だけで判断せず周りに相談を!
・相手がどんな業者か確認! 必ず書面で契約を!

◆不法投棄、どうすればなくせる?
○キレイにしていると捨てにくい!
一つでもごみがあると「捨てても大丈夫」という心理が働き、不法投棄をされる一因になってしまいます。

○雑草の除去など、土地の管理を!
雑草が伸びているとごみを捨てやすくなり、発見が遅くなります。柵やロープなどを張り、第三者の侵入を防止するのも有効です。土地の管理は所有者の責務です。清潔で整然とした空間を保ちましょう。

◆不法投棄は犯罪です!
廃棄物処理法では「何人も、みだりに廃棄物を捨ててはならない」と定められています。ルールを守らずに物を捨てた者には、投棄物の撤去や適切な処理を命じられるだけでなく、5年以下の懲役もしくは1000万円以下の罰金(法人に対しては3億円以下)または、その両方に処される場合もあります。

◆今年も実施! 不法投棄防止統一パトロール
○官民が一体となって不法投棄を監視!
毎年6月と12月の年2回、不法投棄の未然防止と早期発見のために、警察、海上保安部、市町、地域の民間団体が一体となり、県内の一斉パトロールを行い、不法投棄の抑止に取り組んでいます。
・山も!…市町や民間団体などによる富士山麓の合同パトロール
・海も!…警察の警備艇による合同海上パトロール

■怪しい? と思ったら…不法投棄110番に通報!
【電話】054-221-3810(さんぱいゼロ)
【FAX】054-221-3553
受付:平日の8時30分から17時15分まで(※土日祝、年末年始を除く)

問い合わせ:県廃棄物リサイクル課
【電話】054-221-3810
【FAX】054-221-3553

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