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特集 令和5年河津町子ども議会 町の未来を考える(3)

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静岡県河津町

◆道路管理について
8番 土屋 道躍(みちや)議員 河津中3年
質:
私は見高入谷に住んでいます。車に乗っているときに竹や木が道路を越えてかぶさってきているのを目にします。もしも落ちてきたら危険です。所有者が切らなければいけないと思いますが、所有者が高齢者であったりして放置されています。町はどのような対応をしていますか。また、この先人口が減っていって人が住まなくなり、使用されなくなった地区の道は、草などが生えた場合や、道が壊れた時など、どのようにして道路管理をするのでしょうか。

答:
(町長)道路に支障がある樹木の伐採なども所有者の承諾を得て道路管理者が行うこととなります。最近、台風や洪水、強風などによる停電や倒木などを防ぐために、国の方針で予防伐採などの補助制度を設けて進めています。
木などの生えている土地の所有者の承諾と予算化が必要となりますので、これからも進めるように県にもお願いしたいと思います。
町では毎年、年度初めに各地区の区長さんをとおして要望を伺っており、地区によっては支障木の伐採などの要望があり、建設課で現地を確認したうえで、予算の範囲内で地区の要望に応えています。個人の土地の支障木については、土地の所有者が伐採することが原則です。しかしどうしても処理できない場合には区長さんをとおして、重機や機械などの費用を町が支給する制度もありますので、地区の皆さんの問題として、住みよい地区づくりのために協力していただくと町としてもありがたいです。

■子ども議員へのメッセージ ~Message~
河津町議会 遠藤 嘉規 議長
子ども議会の議員として身の回りの生活のことをテーマにして問題点を見つけて、質問をして、アイデアや見解を示してくれたことはとても大事なことだと思います。大人の私たちから見ても、示唆に富むものであり、町の未来を考えていくうえでとても重要な一歩であると感じました。一般質問は終わりましたが、これで本当に終わりでしょうか。皆さんが質問したことは形になるのでしょうか。これが半年後、1年後、皆さんが質問したことが形になるのかならないのか、というのを少し注意して河津町がどのように変わっていくのか、追跡をしていくというのもとても大切なことだと思います。
今日集まっている皆さんは、あと数年で18歳となり、投票をする権利、選挙権をもちます。自分の手で議員を選ぶことができるようになります。ぜひ、18歳になったら、選挙に行きましょう。

■Voice ~子ども議会を終えて~
・トップバッターで緊張したけど、知らなかった情報や制度を知ることができてよかったです。またやりたいです。
稲葉 佑

・自分の思いが伝わってよかったです。冷風機を使えることを知れて嬉しかったです。
稲葉 陽大

・楽しかったです!緊張してドキドキしたけど、いろいろなことがわかって嬉しかったのでまたやりたいです。
北林 希子

・準備は大変だったけど、上手にできてよかったです。緊張したけど、質問できたので嬉しかったです。
福司 瑛介

・緊張しましたが、自分の思いを伝えられて、やってよかったと思いました。また機会があれば、参加してみたいです。
土屋 カンナ

・3回目だったので、緊張はあまりしなかったです。どのような質問をしようか悩みましたが楽しむことができました。
大塩 佳歩

・議長役は難しかったけど、良い経験になりました。町長が詳しく回答してくれてよかったです。
鈴木 聖音

・質問は緊張したけれど、頑張ることができました。町長と直接話す機会はなかったので聞きたいことを聞けてよかったです。
土屋 道躍

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