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【特集】行こうよ、わたしたちの沼津港(2)

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静岡県沼津市

■近いからこその楽しみ方
沼津港は人気の観光スポットであり、いつも観光客で混雑している印象があるかもしれませんが、沼津に住む私たちは、朝から訪れて新鮮な海の幸の朝食を食べたり、人気のお土産を買ったりと、混雑を避けて気軽に楽しむことができます。ちょっとだけ時間をずらすことで沼津港をいつも以上に満喫することができるでしょう。
また、迫力あるセリや水揚げの様子が見学できる「魚市場セリツアー」が早朝に開かれるなど、沼津の水産業を身近に感じられるイベントも開催されています。他にも「お月見茶会」など、しっとりとした夜の沼津港を楽しめるイベントもあります。
普段と違う顔を見せる沼津港を訪れ、市民ならではの楽しみ方を見つけてみませんか。

沼津港混雑具合(目安)

■見せる市場「INO(イーノ)」
セリ場や荷捌(さば)き等、衛生管理を取り入れた市場機能に、見学者通路、展望デッキ、食堂など観光要素を合わせた複合施設です。

■食べるもよし、休むもよし「沼津みなと新鮮館」
水産物はもちろんのこと、地元の野菜やお茶、刺身に欠かせないわさび、スイーツなど飲食店やお土産屋さんが勢揃いしています。

■深海の世界へ「沼津港深海水族館」
深海をテーマにした日本初の水族館。常時100種類以上の深海生物が展示されており、なかでも世界に類を見ない希少なシーラカンスの冷凍個体は必見です。

■沼津港と4つの漁協
それぞれの漁協では、地形などの特徴を生かした漁業を行っています。

[沼津港]
県内でも有数の水揚げ量を誇っており、サバ、イワシ、アジが多く水揚げされています。

[静浦漁協]
シラスを獲る船引き網漁等を行っています。最近はワカメ等の養殖に力を入れています。

[沼津我入道漁協]
まき網漁を取り入れて栄えてきました。現在は一本釣りによるタチウオ漁等が行われています。

[内浦漁協]
静かな入江の地形を生かした養殖が盛ん。主にマアジやマダイの養殖が行われています。

[戸田漁協]
底引き網漁が古くから行われ、タカアシガニ等の多くの深海魚が水揚げされています。

■日々の生活に彩りを与えてくれるなにかが、沼津港には、きっとある
○また来たいと思ってもらうために
「来てくれる人が綺麗(きれい)な港だなって思ってくれたら嬉しい。また来たいって思ってもらいたい」と口々に語る沼津港振興会の皆さんは、沼津港の発展や利用推進を目的として活動をしています。「沼津港は市外からのリピーターが多いですが、沼津の人にも来てもらいたいですね。今よりもっと地元の人たちに愛される港を目指しています」と話してくれました。
訪れた人たちを魅了し、憩いの場でもある沼津港の背景には、沼津港を盛り上げたい人たちの想いがたくさん詰まっています。

○行って、楽しんで、好きになる
沼津港は、観光や地域交流の拠点として日々にぎわいを見せています。グルメだけでなくびゅうおからの眺望や沈む夕日、緑が広がる港口公園など市民の憩いの場所としても親しまれています。
もっと沼津港を盛り上げていくには、沼津の人が沼津港をたくさん訪れ、周りの人に魅力を広めていくことが、何よりの振興に繋がるのではないでしょうか。私たちが個性豊かな、新鮮な美味しい沼津の魚を食べることは、沼津の水産業の応援にも繋がります。
美味しい海の幸、沼津を堪能できる景色、そして笑顔溢(あふ)れるにぎわいが、沼津港で待っています。

問合せ:水産海浜課
【電話】055・934・4753

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