7月23日(日)、南さいはく地域振興協議会では、森林公園炭焼き小屋で炭づくり教室を開催しました。西伯小学校4年生の児童が参加し、炭づくりを通して森林環境保全について学びました。
まず最初に体験したのは、炭焼き窯から炭を運び出す作業。この炭焼き窯では年に1〜2回炭づくりが行われており、初めて窯の中に並んだ炭を見た子どもたちからは驚きの声が上がりました。時間をかけてすべての炭を運び出し終わると、次は炭材を窯に並べる作業に挑戦。重たい炭材を力を合わせて窯まで運びました。作業の合間には、近くの山から切り出した竹を使って竹コップづくりにも挑戦しました。
保護者会学級部の橋本さんは、「コロナ前は4年生の炭づくり教室参加が定着していたので、もう一度流れを作ろうと参加を決めた」と話し、子どもたちが楽しむ様子に喜びを見せていました。
教室は、森の大切さ、森林資源の活用などを子どもたちに伝える活動として毎年開催されています。協議会の井上会長は「森を守ることで生き物が守られ、自然豊かな地域になっていることを学んでもらえたら」と話しました。
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