地域振興協議会 トピックス(3)

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あいみ富有の里地域振興協議会では年に一度、町内の史跡に触れる「歴史探訪」を行っています。これまで御内谷地区の天宮さんや八金地区の金華山等を訪れました。
今年は、7月30日(日)に手間要害山の歴史に触れながら登山を行いました。手間要害山は大国主命再生神話の舞台として古事記に登場するだけでなく、戦国時代には尼子氏と毛利氏による城をめぐる攻防の舞台でもありました。また山頂からは弥生時代中期の土器や、平安時代の建物跡も見つかっており、古代から人々が暮らしてきたことが分かっています。
こうした手間要害山の歴史を解説するのは、市山在住の郷土史家、岡田善治さん。戦国時代の城攻めが再現されているような、臨場感のあるお話を聞きながら山頂を目指しました。
これまでの発掘調査で様々なデータが見つかっており、岡田さんは「手間要害山は歴史的に活用された、地勢学的にも大きな意味を持つ山。国の史跡になる程の価値がある」と熱く語りました。
協議会では今後も、地域の歴史を知り、ふるさとを知る活動を続けていきます。