■「帯状疱疹(たいじょうほうしん)について」
帯状疱疹は、多くの人が子どもの時に感染する水ぼうそうウイルスが原因で起こり、身体の免疫力が低下(加齢・疲労やストレス等)した時に発症します。
特に50歳代から増加し、80歳代までに約3人に1人が発症すると言われています。
水ぶくれを伴う赤い発疹が、身体の左右どちらかに帯状に現れ、強い痛みを伴うことが多く、3~4週間ほど続きます。症状の多くは、腰や胸、背中に出ますが、顔や首などにも現れ、まれに合併症による障がいや後遺症(視力低下や耳鳴り等)が残ることがあります。
治療は、できるだけ早く開始することが大切です。ピリピリ、ズキズキ、チクチク等、いつもと違う痛みを伴う発疹を見つけたら早めに受診してください。
また、予防方法の一つに帯状疱疹ワクチン(予防接種)があります。発症を完全に防ぐものではありませんが、特に50歳を過ぎたら、予防接種についてかかりつけ医に相談してみましょう。
問い合わせ先:健康づくり推進課
【電話】47-1042
<この記事についてアンケートにご協力ください。>