白石町長コラム「不易流行(ふえきりゅうこう)」Vol.83

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〜よき伝統を守りながら(不易)進歩に目を閉ざさないこと(流行)によって「理想」を創造する〜

■2つのキーワード
江府町のことを県外の人に紹介する際に、私は「奥大山」と「江尾十七夜」をキーワードとして使っています。サントリー天然水「奥大山」は全国的によく知られていますし、環境省がポスターやチラシで使用されている「鳥取奥大山・自然の宝庫で映える体験を」というフレーズのとおり、素晴らしい景観や癒される空間がわが町には豊富にあります。江府町が持つこの財産を未来に向かって維持、発展させられるよう、奥大山自然塾を始めとした環境を意識した取り組みを今進めています。先日も「奥大山自然文化協議会」を設立して、こうした活動を広がりを持った動きにしようとしています。
そして、もう一つのキーワード、江府町の伝統の夏祭り「江尾十七夜」はこの3年間コロナ禍の中で、こだいぢ踊りと花火だけが実施されていたので、いつ通常通りの開催となるのか、期待する声が高まっていました。6月22日に江尾十七夜実行委員会が開催され、4年ぶりに開催されることになりました。年に一度江府町の人口が3倍から4倍になるという江尾十七夜。あの熱気がまた戻ってくるのか。以前を知っている人にとっては懐かしく、最近江府町に移住された方には驚きのイベント復活に乞うご期待。

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