旬感まちかど(1)

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■ご厚意に感謝申し上げます
8月19日、(株)タイフクから本市と学校法人玉川学園へ、私募債を活用した寄附をいただきました。鹿児島銀行の「かぎんSDGs推進私募債」は、発行額の一定割合を原資として私募債発行企業が指定する団体に寄附を行うもので、(株)タイフクは、代表取締役の玉利佳久(よしひさ)氏の母校が玉川学園であり、その創立者である小原國芳(くによし)氏が南さつま市出身であることから、今回の寄附となりました。また、玉利氏個人からも寄附をいただきました。

■南薩地域振興局　南九州市へ移転
8月29日、鹿児島県は南薩地域振興局を南九州市知覧に移転することを発表しました。同振興局は、川辺郡役所時代から125年以上加世田の地にあり、南薩地域の行政の拠点としての役割を果たしてきました。本坊市長は「現在地にとどめることができず残念至極。古里の礎を築いてきた先人や市民におわびしたい。今回の結果を厳しく重く受け止め、市街地が空洞化することのないよう地域振興に全力で取り組みたい」と話しました。

■祝・全国中学生剣道日本一!
8月29日、全国中学校体育大会剣道競技において個人優勝を果たした、万世小(加世田剣道スポーツ少年団)出身の石橋智紀(ともき)さん(九州学院中3年)が優勝報告の為、来庁されました。「大切にしている言葉は“克己心”。高校でも日本一を目指したい。」と抱負を語りました。

○令和5年度全国中学校体育大会剣道競技
概要：令和5年8月18日～20日(愛媛県松山市)
結果：男子個人戦優勝

■道路愛護優良団体への表彰
長年にわたる道路の美化清掃活動の功績が評価され、(公社)日本道路協会長表彰を阿多自治会(金峰地域)、県知事表彰を白川南谷自治会(金峰地域)、東山自治会(加世田地域)、中山自治会(加世田地域)が受賞しました。9月1日に行われた表彰伝達式では、県南薩地域振興局長が「地域の道路を守り、そこを通る皆様の安全の確保にも貢献してこられたご功績に敬意を表します」と祝辞を述べました。

■川畑井堰が土木遺産に認定
8月21日、コロナ禍の影響で延期となっていた土木学会選奨(せんしょう)土木遺産「川畑井堰(いせき)」認定書贈呈式が開催され、管理者の川畑用水組合へ認定書が贈呈されました。川畑井堰は、江戸時代の宝暦年間(1751年～1763年)に築造された幅18m、高さ3mを有する切り石による階段状の取水堰堤(しゅすいえんてい)で、近世由来の取水堰堤としては全国で唯一と考えられる貴重な土木遺産であることから、令和元年に土木学会選奨土木遺産として認定されました。

■マレーシアでの暮らしを通じて
発展途上国を訪れ、国際協力に理解を深める「鹿児島県青少年国際協力体験事業」に参加し、7月23日から30日にマレーシアに派遣された金峰町出身の前野優夏(ゆうか)さん(吹上高校2年)が、8月24日に市役所へ表敬訪問し、帰国を報告しました。前野さんは「今回の事業を通して、他国の暮らしや文化、抱えている問題等について知ることができた。この体験を多くの人に情報発信したい」と話しました。