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自治体の皆さまへ

旬感まちかど(1)

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鹿児島県南さつま市

■地域への貢献に感謝
6月30日、行政嘱託員を5年以上務め、今年退任した人を対象に、感謝状と記念品を贈呈しました。行政嘱託員には日頃から市民と行政を繋ぐパイプ役として、市政推進にご尽力いただいています。今年の対象者は18人で、最長では24年もの長きにわたり地域に貢献していただきました。これまでのご苦労に心より感謝申し上げます。ありがとうございました。

■学校再編準備委員会を開催
令和6年4月に加世田小学校への再編を行うため、第1回目の学校再編準備委員会を開催しました。長屋小学校・加世田小学校再編準備委員会は6月15日に、内山田小学校・加世田小学校再編準備委員会は6月22日に開催し、委員への委嘱状の交付、各部会を開催し、情報共有や課題について話し合いが行われました。

■小学生の命を救った加世田常潤高等学校生徒3人へ感謝状授与
6月14日、加世田常潤高等学校の田頭雅(みやび)さん(2年)は下校中に1人の小学生女児が用水路から登れずに取り残されているところを発見し、同学年友人の大坪星莉(きらり)さんと重信茉依(まい)さんを呼び3人で協力して小学生を引揚げました。その日の用水路は水深が約40センチメートルあり流れも速く、3人の気付きと咄嗟の判断、行動がなければ小学生は時間の経過とともに体力を消耗し、下流へ流されることも予想されました。
このことから、7月10日、人命救助協力者として消防本部より3人へ感謝状が贈呈されました。小学生を最初に発見した田頭さんは「用水路から『助けて』と声がしたときは驚いた。用水路は深く、1人では助けられないと思い急いで友達を呼んだ。助けることができてよかった」と話しており、鎌田明隆消防長は「二次災害を防ぐためにも、1人で助けに行かず友達を呼ぶのは素晴らしい判断だった」と冷静な行動を賞賛しました。

■「浜の未来を語ろ会」を開催
6月27日、市内漁業関係者同士の交流促進と、生の声を聴くことで水産行政施策のヒントを得ることを目的に、市役所で「浜の未来を語ろ会」が開催されました。若手・中堅漁業者や各漁協職員、県・市の担当者など約20人が参加し、“後継者・担い手不足の解消”や“収入アップに向けて”など、様々な意見が活発に出されました。これらを参考に、今後の市の水産業に関する施策を検討していきます。

■食品表示関連セミナーを開催
7月4日、本年度新たに取り組む「産品による地域創生事業」の一環で、ふるさと納税返礼品を取扱う食品製造業を対象に、大丸松坂屋百貨店の品質管理を担う、(株)消費科学研究所を講師に「食品表示関連及び品質管理セミナー」を開催し、30人が参加しました。食品表示や、厨房衛生の注意点を学び直すと共に、百貨店における販売方法をより実践的に教わるなど、参加者にとって新たな販路拡大に繋がる良い機会となりました。

■水産高校生と笠沙小児童がヒラメ稚魚放流
今年度から鹿児島水産高等学校が市や市内漁協と取り組む「郷土教育推進事業」の一環で、6月21日、笠沙小学校児童を対象に「高校生による出前授業」が行われました。水産高校3年生が児童へヒラメの生態について教えた後、高校で育てたヒラメの稚魚1,000尾を笠沙町片浦漁港へ放流しました。笠沙小卒業生でもある水産高校の大原慶士(けいと)さんは「母校の児童が今回の放流をきっかけに海や魚に興味をもってもらえると嬉しいです」と話しました。

■「大きくなあれ!」マダイ稚魚放流
県漁協では毎年、水産資源の確保および子どもたちに水産資源の大切さを学んでもらうことを目的に、地元小学生とマダイの稚魚放流を行っています。今年度は7月6日に秋目漁港で大浦小学校の2・3年生が、7日に坊泊漁港で坊津学園の5年生が合計約16,000匹の稚魚を「大きくなあれ!」と放流しました。大浦小学校の上野翔和(しょうわ)さん(3年)は「タイの子どもを初めて見た。大きく育ってほしい」と話しました。

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