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自治体の皆さまへ

令和5年度施政方針〔6〕

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鹿児島県天城町

社会教育につきましては、5年ぶりとなります第2回天城町教育文化の町推進大会を開催し、学校、家庭、地域と協働し、ふるさと天城の地域活性化に努めてまいります。また、OSOS運動の推進と地域コミュニティの育成並びにユイの精神・助け合いのこころの醸成を図り、地域活性化の一助としていきたいと考えております。
「地域おこしは集落興しから」の観点で、自治公民館長研修会をより充実させ、活動の支援を行ってまいります。生涯学習講座につきましては、学びの場を提供してキャリアアップ・生きがいづくりを図れる環境を整備するとともに、青少年の健全育成や町民のコミュニティの構築等、いきいきとした生涯学習活動の推進に努めてまいります。また、新年度は大型三面鏡を増備し、ダンスやレクリエーション・舞踊など、各種活動の活性化を図ります。
さらに、引き続き放送大学授業単位取得助成事業を行い、町民の学習意欲の向上及び経済的負担軽減を図ります。

文化芸術の取り組みにつきましては、小学生を対象とした劇団四季「こころの劇場」を4年ぶりに再開するとともに、全町民を対象とした「霧島国際音楽祭in天城町」を開催するなど、芸術を愛する心や豊かな情操を育んでまいります。

教科セミナーにつきましては、児童・生徒の学習意欲向上に向けた環境づくりに努め、講師及び保護者との連携を密にし、授業内容の充実、夏季・冬季セミナーの集中講義や模擬テストに力を入れ、次代を担う青少年の学力向上を支援してまいります。
自主的学び応援事業につきましては、平成30年度から今まで14名の生徒が島外の学習塾夏季スクーリングに参加いたしました。さらにその周知を図り、自らの目標達成に向けてチャレンジする生徒の育成・支援に努めてまいります。

中央女性教室・高齢者教室につきましては、様々な体験活動を通し社会連帯意識向上に努めてまいります。また、教室を通じた仲間づくりにより孤立をなくし、一人ひとりがより豊かな人生構築をしていけるよう支援してまいります。

図書館につきましては、映画鑑賞会や読み聞かせなどを行い、学び・遊び・交流ができ、親しみの持てる図書館を目指してまいります。また、地域の方々へこれからの時代に必要な情報提供ができるよう、新年度は図書費を増額し、時代の変化に対応した本の選書・購入に努めてまいります。

社会体育につきましては、第64回大島地区大会「柔道競技」が本町にて開催予定となっており、その受入準備を進めてまいります。また、奄美大島で開催される第14回全国離島交流中学生野球大会(離島甲子園)への、徳之島3町合同チームの派遣を支援してまいります。さらに、スポーツ振興くじ助成金を活用して、天城中学校屋外夜間照明施設を2基新設し、地域住民並びに体育団体が安全かつ安心して利用して頂けるよう整備を進めてまいります。

BandG海洋センターにつきましては、新たに高校生以上を対象とした脚筋力アップ教室の開催や、高齢者を対象とした介護予防教室等を実施するなど、健康運動指導を実践し、幅広くいきいきと活動できるセンター運営に努めてまいります。また、幼稚園や保育所と連携したスイミング教室の開催、生後6カ月から3歳児を対象にしたベビースイミングなどの各種水泳教室を実施し、プールの利用促進を図るとともに、子ども達の運動機能能力の向上や親子のふれあいの場としての環境を整備いたします。
プールにつきましては、BandG財団の修繕助成を活用し、温水化や屋根及び外壁全面改修に向けた準備を進めてまいります。
多目的艇庫におきましては、小中学生の宿泊体験学習時のプログラムの受け入れ、水上アクティビティを通した青少年の健全育成、並びに町民の交流の場や観光拠点としての利用促進になお一層努めてまいります。

総合運動公園につきましては、多目的広場の陸上タータントラックの破損が確認されているため修繕を行い、町民の皆様はもちろん、スポーツ合宿の選手の方々が安心して利用できるよう改善してまいります。

ユイの館につきましては、郷土文化保存と展示の充実、夜光貝を利用した工芸教室やSDGsに関連した講座、自然観察会、講演会など町民誰もが参加できる学習環境の充実に努めてまいります。世界自然遺産登録により島外からの来館者が増加傾向であり、本町で体験できる自然文化を具体的に紹介、発信するなど地域文化振興に努めてまいります。

文化財につきましては、「国宝重要文化財等保存整備事業」を活用して、下原洞穴遺跡の発掘調査成果をまとめた総括報告書を作成いたします。併せて、文化庁や鹿児島県文化財課などの関係機関と連携して、下原洞穴遺跡の国史跡への指定を目指してまいります。
さらに、「地域の特色ある埋蔵文化財活用事業」を活用し、下原洞穴遺跡の学術的な重要性を広く発信するために、県本土において専門家を交えた下原洞穴遺跡に関するシンポジウムを開催するとともに、遺跡の内容をよりわかりやすく伝える展示資料の作成を行ってまいります。
また、西郷南洲翁上陸記念碑と石川部隊慰霊碑の周辺整備を行い、より多くの方々が訪れやすい環境にしてまいります。

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