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令和5年度施政方針〔7〕

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鹿児島県天城町

【4】時代に合ったまちづくり、安心したくらしを守る
(1)町民が安心して暮らせる環境の確保

道路の整備につきましては、国庫補助事業の前野岡前横断線及び平和東線の道路改良を継続して実施してまいります。また、各集落の要望箇所につきましては、集落環境整備事業にて対応してまいります。

地方改善施設整備事業につきましては、新年度は湾屋3号線ほか、集落内排水路の整備を進めてまいります。

道路メンテナンス事業では、浅間地区の向川2号橋の補修を行います。

舗装修繕事業につきましては、戸ノ木線、松原浅間海岸線、兼久当部線、畑尻線、当山2号線、浅間中央線、奥川線を進めます。
また、町単独事業として、名須3号線の設計、前城3号線の改築、空港バイパス線の新設を行います。

県から委託を受けております県道管理につきましては、維持補修事業及び路傍樹育成保全事業を継続して実施してまいります。

町営住宅管理につきましては、入居者の生活環境向上のため維持補修に努めてまいります。また、住宅等ストック総合改善事業にて住戸の長寿命化を図るため、塩満団地2棟8戸について屋上防水やトイレの水洗化を含めた改修リフォームを行います。

町営住宅整備につきましては、公営住宅建設事業として名須C団地に1棟6戸を建設し、引き続き住宅不足解消に努めてまいります。
公園整備事業につきましては、高千穂公園・港公園の遊具設置が完了し、総合運動公園わんぱく広場と併せて、子ども達の笑い声により、地域が賑やかになりつつあります。新年度は、湾屋川史跡公園の遊具の設置や港公園の擁壁・園路の整備を行い、幅広い年代の方々に安心安全に利用できる憩いの場の提供に努めてまいります。
また、秋利神キャンパスパークについては、再整備の計画を策定してまいります。

県が着手しております県道83号線整備の早期完了及び県道80号線の整備につきましては、去る1月12日に議員の皆様と県知事へ要望したところであり、引き続き、粘り強く要望を続けてまいります。

防災につきましては、昨年導入した「天城町防災アプリ」を一人でも多くの方々にインストールして活用頂けるよう、周知徹底を図ります。それにより、「いつでも、どこにいても」情報の確認をすることができます。
いつ、どこで発生するかわからない大規模自然災害に備え、町土の強靱化対策並びに防災・減災対策は重要な課題であります。日頃からの備えを訓練等でシュミレーションするとともに全集落の自主防災組織の強化と防災意識の向上を図り、災害に強いまちづくりを目指します。
令和3年3月に策定いたしました「天城町国土強靱化地域計画」及び「天城町地域防災計画」に基づき、令和4年度に「前野福祉館」、「西阿木名振興センター」の2ヶ所の指定避難所について、防風・防水対策・バリアフリー化など避難所機能強化を図っております。新年度は、国の令和4年度補正予算を活用し、「与名間・松原上区・瀬滝」の3ヶ所の指定避難所の機能強化を図るための改修工事、そして8ヶ所の指定避難所の耐震診断調査を実施いたします。
引き続き、BandG財団の「防災拠点の設置および災害時相互支援体制構築事業」を活用した重機や水上バイク、災害用ドローンの講習・研修を行い、災害時に運用できる体制構築を図ってまいります。

交通安全・防犯対策等につきましては、徳之島警察署及び徳之島地区防犯連絡協議会や集落区長との連携により、随時危険箇所等を把握するとともに、その情報を共有し早期対応に努めてまいります。令和4年度には、総合陸運スタンド前交差点と平土野ポケット公園前交差点に防犯カメラの設置を行います。新年度も2ヶ所の設置を予定しております。
また、町内交通安全支部及び交通安全母の会とともに交通ルールや交通マナーの意識向上、並びに飲酒運転根絶運動を積極的に実施し、町内交通死亡事故ゼロを目指します。
島内唯一の指定自動車教習所であります徳之島自動車学校につきましては、少子高齢化等の影響により、その経営状況が厳しく、料金改定をせざるを得ない状況となっております。高齢者講習・認知検査・免許の新規取得等の一部助成を実施し、町民の負担軽減を図るとともに、地域の交通安全教育機関の維持を支援してまいります。

水道事業につきましては、AMAGI・VISIONに基づき、町内の水道事業基盤の強化を図るとともに、災害に強い施設を目指し老朽化施設の計画的な統合整備や更新を実施してまいります。
新年度から国の「生活基盤施設耐震化等交付金事業」を活用し、松原地区の老朽化した導水管、配水管、浄水場施設を年次的に更新してまいります。また、漏水調査対策として「過疎地域持続的発展支援交付金事業」を活用して、デジタル技術衛星画像解析による漏水調査を実施し、漏水箇所を効率的かつ迅速に特定し、その修繕に努めてまいります。
水質管理につきましては、町民が「いつでも安心して飲める、安全で信頼される水道」を目指し水道水の安定供給に努めてまいります。

公衆衛生につきましては、引き続き生活排水対策として合併処理浄化槽設置整備事業を推進してまいります。現在、本町においては、合併処理浄化槽設置率が52%となっており、世界自然遺産登録に伴う環境対策及び環境保全の重要性も増しつつあることから、今後より一層の設置率向上に努めてまいります。

廃棄物対策としましては、引き続き生ごみ処理機購入費助成事業の実施と併せて、新たにコンポストの購入費助成事業を導入することにより、ごみの減量化・資源化を推進してまいります。また、不法投棄防止パトロールや海岸漂着物・軽石の回収を引き続き行い、世界自然遺産の島に相応しい町の景観及び自然環境の保全に努めてまいります。
徳之島愛ランドクリーンセンター新設につきましては、本町での建設が決定しております。新設に向けて、鋭意準備を進めてまいります。

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