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【特集】変わり続ける志布志港(2)

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鹿児島県 志布志市

■陸上物流機能の変化
▽整備が進む自動車道
1994年(平成6年)と2023年(令和5年)を比較すると、東九州自動車道・都城志布志道路などの整備により、志布志港へのアクセス性が向上し、陸上物流機能の強化が図られています。

▽主要都市への所要時間
・志布志港~鹿児島市約70分(従来より50分短縮)
・志布志港~都城IC 約40分
※都城志布志道路全線供用時(従来より30分短縮)
出典:鹿児島県

■みなとでの賑わい
▽クルーズ船「にっぽん丸」の寄港
2022年(令和4年)11月9日、クルーズ船「にっぽん丸」が志布志港(旅客船ふ頭)に寄港しました。
当日は、多くの方々が港に訪れ、クルーズ船を観覧し、志布志ちりめん太鼓や志布志小学校金管バンドによる演奏、特産品販売などの催しを行い、盛大に歓迎しました。

■これからの志布志港
▽志布志港長期構想検討委員会の開始
近代的な整備が開始されて100年以上が経過している志布志港。その時々の時代に沿い、また、将来を見据え港の計画について議論し、計画に沿った港の整備、周辺の道路交通網の整備および企業進出が進んだことで、志布志港は南九州地域の物流拠点として大きな発展を遂げてきました。
一方で、志布志港を取り巻く環境や社会情勢は大きく変化してきており、今後、志布志港が果たす役割や目指すべき方向性などについて検討を進める必要が生じています。
このため、令和5年8月23日に学識経験者、港湾関係事業者、地元関係者および行政機関が集い、概ね20~30年先の長期的な将来構想について検討を行う「志布志港長期構想検討委員会(事務局:鹿児島県)」が開催されました。
委員会では事務局から「物流・産業」、「人流・賑わい」、「安全・安心」、「環境・エネルギー」の分野ごとに志布志港の目指すべき方向性の案が示され、意見交換が行われました。

【志布志港の概要】
※詳細は本紙PDF版9ページをご覧ください。

■港の目指すべき方向性(案)
▽物流・産業
国際物流産業振興に資する港
▽人流・賑わい
観光による地域振興の推進に資する港
▽安全・安心
災害に強く住民や企業の安全・安心を支える港
▽環境・エネルギー
環境に配慮した脱炭素化に資する港

志布志港は、今、新たな第一歩を踏み出すための準備を進めています。市民の声を聞き、よりよい「みなと」を検討していきたいと考えていますので、ご意見などありましたらお問い合わせください。

問い合わせ先:志布志庁舎 港湾商工課 みなと振興係
【電話】472‒1111(内線251・253)
【メール】minatoshinkou@city.shibushi.lg.jp

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

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