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自治体の皆さまへ

〈特集〉健やかな幸せは、笑って体を動かすことから(1)

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鹿児島県 指宿市

■健幸の秘訣はころばん体操

〔ころばん体操ってなに?〕
ころばん体操はみんなで童謡を歌いながら、6種類の筋力運動をすることで、介護予防や健康寿命を伸ばすための運動です。活動は地域の公民館などで週1回1時間ほど行われており、参加者の交流の場にもなっています。
ころばん体操は地域の皆さんが主体となって活動しています。ご自身の体力を知るための定期的な体力測定会や管理栄養士・歯科衛生士による講話・レクリエーションなど、年間を通して充実した内容となっています。
今回の特集では、松原田地区と成川区でのころばん体操の様子を紹介します。

◆松原田ころばん体操
会員は64歳から94歳までの18人。幅広い年代で仲良く活動をしています。

○筋力維持に役立ちます
森 定儀(もりさだよし)さん(76歳・松原田)
ころばん体操で体を動かし、筋力の維持に役立てています。長年続けていて驚いたのは、入院した人や、介護度が上がって参加できなくなった人が、家でもころばん体操をして集まりに復帰したことです。ころばん体操は体力づくりにとても効果があると思います。

○人との関わりが魅力です
鐘撞 カツ子(かねつきかつこ)さん(84歳・松原田)
松原田でころばん体操が始まった当初から元気を保つために参加しています。毎週ころばん体操で体を動かすことで体力がついたと思います。参加してから友達も増え、毎日がとても楽しいです。いろいろな人と交流できるのもころばん体操の魅力だと思います。

◆成川ころばん体操
会員は72歳から91歳までの24人。取材日は年に1回の体力測定をしていました。

○体力測定で効果を実感
福永 吉延(ふくながよしのぶ)さん(74歳・前原上)
ころばん体操に参加してからは、まちで会えば言葉を交わす友人も増え、毎日が充実しています。年に1度の体力測定では、数値も分かり、体が元気になったことを実感できます。ころばん体操は運動のためだけでなく人が集まる貴重な機会で、なくてはならないものです。参加者で唯一の男性なので、男性の参加もお待ちしています。

○人の輪が広がるきっかけに
小野 リツ子(おのりつこ)さん(89歳・永田)
ころばん体操に参加してから3年ほどが経ちました。ころばん体操を始めてから散歩をすることが増えました。人付き合いができ、世間が広がり、ころばん体操は外に出掛ける良いきっかけだと思います。今では毎週お友達に会えるのが楽しみです。

○効果を信じていませんでした
山口 イツ子(やまぐちいつこ)さん(91歳・下原)
友人から誘われたことがきっかけで参加しました。最初は健康のためになるのか半信半疑でした。しかし、体操を続けることで体が軽くなることを実感し、今では毎日家でも体操をしています。健康の秘訣(ひけつ)はとにかく体を動かすこと。そして月1回のカラオケです。新しい曲を覚えるのもとても楽しいです。

ころばん体操に参加してみませんか。興味のある方や詳しく知りたい方は問い合わせてください。

問合せ:
長寿支援課高齢者支援係【電話】22-2111【内線】251
健幸・協働のまちづくり課健幸戦略係【電話】23-1003【内線】513

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