~環境負荷の少ない暮らしを実践し、循環型社会を構築する~
■生ごみ回収量増加と排出量全体の減少
平成24年度から開始しました生ごみ回収事業は、市民の皆さまのご理解、ご協力のもと、令和4年度は14,319世帯が事業に参加し、約1,074tの生ごみが回収されリサイクルされました(図1)。
これは、市民の約3分の2の皆さまが生ごみ回収事業に参加している計算になります。
また、1,074tの生ごみを焼却処分しないことにより、367tのCO2発生抑制の効果があります。
平成24年度からの生ごみ回収量の合計は、約6,534tですから、実に2,000t以上のCO2を発生抑制したことになります。
これは、日置市が他の町に誇れる素晴らしい数字です。
それでは、次はごみの排出量の推移を見てみましょう(図2)。
平成26年度をピークに、生ごみ回収が増え始めた平成27年度から年々減少傾向にあります。
令和4年度には、平成21年度を下回る水準まで減少しています。生ごみを分別回収することにより、その他のごみの分別意識も高まったことによる、全体量の減少ではないかと思われます。
今後は、生ごみが多く回収できたと言うことに満足せず、食品ロス問題についても考える機会を増やしながら、地球環境にやさしい循環型社会の形成を一緒に目指していきましょう。
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