■引き続き震災に備えましょう。
◆非常時持ち出し袋を準備しよう
水や食品など、消費・使用期限のあるものは定期的に期限を確認しましょう。
「自分に合ったものを用意しよう。リュックなら両手が使えるぞ。」
「玄関など、持ち出しやすい所に置こう。」
▽ラジオ・懐中電灯
小型で軽く、FMとAMの両方聴ける携帯用ラジオ、懐中電灯。スマホなどの充電器や予備の電池も用意しておきましょう。
▽飲料水・非常食
加熱不要の食品や缶切り不要の缶詰、飴、菓子など。はしやフォークなどがあれば衛生的です。
▽衣類・下着・タオル
衣類は春と秋に衣替えをしましょう。その他ポリ袋などの日用品、雨具、運動靴も用意しておきましょう。
▽貴重品・身分証・現金
印鑑、通帳、健康保険証、マイナンバーカードなどのコピー。小銭などの現金もあると便利です。
▽救急薬品・常備薬
感染症対策として、マスクやアルコール消毒液、常備薬や絆創膏などが必要。その他、ウエットティッシュや眼鏡、コンタクトレンズなどもあると便利です。
◆応急手当を覚えよう
▽打撲
患部に冷湿布薬を貼ります。ないときは氷水をビニール袋に詰めて患部を冷やしたり、ぬれたタオルなどで腫れをやわらげます。
▽骨折
患部に添え木をして固定し、布などで縛ります。添え木にはダンボールや雑誌なども代用できます。患部を動かすのは禁物です。
▽ねんざ・脱臼
患部に冷湿布薬を貼ります。脱臼なら三角巾や風呂敷で患部の間接が動かないよう固定。無理に戻そうとしないよう注意しましょう。
▽やけど
痛みがとれるまで氷水で冷やします。服の上からやけどをしたときには、服の上からそのまま冷やします。冷やした後は清潔なガーゼで覆います。
▽外傷や出血
傷口が汚れていたら清潔な水で洗い流します。止血するときは、清潔なガーゼやタオルなどを重ねて傷口に当て、その上から手で強く圧迫します。片手で止血できなければ、両手で圧迫したり、体重をかけて圧迫して止血します。感染防止のため血液に直接触れないように、できるだけビニール袋やゴム手袋を使用しましょう。
■震災に便乗した犯罪に気を付けて
▽寄付金や義援金を募り、訪ねてくる人に注意!
・公的機関が電話や訪問で、寄付金や義援金を求めることはありません。
・お金を要求する電話は、いったん電話を切り、相手の身分確認や警察に相談しましょう。
▽工事や修繕が可能ですと、訪ねてくる人に注意!
例1)屋根や外壁の無料点検後、このまま放置すると雨漏りや倒壊すると言われ高額な契約をさせられた。
例2)「損害保険で雨どいの修理ができる」と業者の訪問を受けてお願いしたが、業者と連絡がとれなくなった。
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