- 発行日 :
- 自治体名 : 熊本県玉東町
- 広報紙名 : 広報ぎょくとう 令和7年6月号
■あなたの街の相談パートナー 人権擁護委員の話
6月1日(日)は人権擁護委員の日
(はじめに)〔世界人権宣言 第1条〕
すべての人間は、生まれながらにして自由であり、かつ、尊厳と権利とについて平等である。人間は、理性と良心とを授けられており、互いに同胞の精神をもって行動しなければならない。
(人権擁護委員そして制度とは)
人権擁護委員は、人権擁護委員法に基づいて、人権相談を受けたり人権の考えを広めたりする活動をしている民間の人です。
人権擁護委員制度とは、様々な分野の人達が人権尊重の考えを広め、地域の中で人権が侵害されないように配慮して人権を擁護していく事が望ましいという考えから昭和23年に設けられ、諸外国に例を見ないものです。現在、約14000名の委員が全国の各市町村に配置されています。
(人権擁護委員の日とは)
人権擁護委員法が昭和24年6月1日に施行されたことを記念して、毎年6月1日を「人権擁護委員の日」と定め、人権擁護委員が国民の皆さんの相談に応じる存在として各市町村に配置されていることを周知すると共に、人権尊重の大切さを呼びかける日としています。
(玉東町人権擁護委員について)
玉東町には、4名の人権擁護委員さんがいます。民間の人で、基本的にはボランティアとして活動をされており、啓発活動を中心に相談や救済の活動を法務局職員と協力して取り組んでいます。更に担当する委員会などにも出席し人権の大切さを学び差別や偏見が少しでも無くなるよう啓発活動されています。
『差別を受けた』『セクハラやパワハラを受けた』『いじめや虐待』『インターネットによる誹謗中傷』など気軽にご相談ください。秘密は守ります。相談は無料です。
・みんなの人権110番【電話】0570・003・110
・子どもの人権110番【電話】0120・007・110
・女性の人権ホットライン【電話】0570・070・810
◇男女共同参画週間(6月23日〜29日)について
男性と女性が、職場・学校・地域・家庭で、それぞれの能力と個性を発揮出来る「男女共同参画社会」を実現するために、国や地方公共団体だけではなく、皆さん一人ひとりの取り組みが必要です。