■身近なあなたがゲートキーパー
ー「かけがえのない大切ないのち」を守るために、皆さんの力が必要です!ー
◇ゲートキーパーとは
大切な人、身近な人の悩みに気づき、声をかけ、話を聴いて、必要な支援につなげ、見守る人のことをいいます。
「命の門番」という意味でゲートキーパーと呼びます。
◇大切な人のいのちを守る行動~4つのポイント~
1.気づく
「いつもと様子が違う…」と気づいたら、勇気を出してひと声かけてあげましょう。悩んでいる人を孤立させないことが大切です。
[こんな変化はありませんか?]
・元気がない・疲れている
・よく眠れていない
・食欲がない
・体調不良(体の痛みや倦怠感)がある
・飲酒量が増えている
・周囲との交流を避けるようになる
[声かけのポイント]
さりげなく「あなたのことを心配している」という気持ちを伝えるようにしましょう。
2.傾聴
相手を尊重してじっくりと話に耳を傾けましょう。沈黙が続いても話をせかさず、相手のペースに合わせることが大切です。
[傾聴のポイント]
「頑張って!」「考えすぎだよ」「早く元気になって!」など、安易に励ましたり、否定したりする言葉かけは、こころを閉ざしてしまう原因になることもありますので気をつけましょう。
3.つなぐ
本当の問題解決のためには、専門機関やカウンセラーなどの力が必要なこともあります。相手の意思を尊重し、安心して相談や受診ができるような言葉をかけてあげましょう。
また、可能であれば付き添うなど、できるだけ不安を取り除いてあげましょう。
4.見守る
専門機関につないでからも、変わらず見守っていることを伝えましょう。支えてくれる人がいるということは、大きな安心感となります。
一人でも多くの人がゲートキーパーの意識を持ち、悩んでいる人に寄り添い、関わることで、孤独・孤立を防ぐことができ、「かけがえのない大切ないのち」を守ることにつながります。
お問い合わせ:福祉保健課
【電話】23-3871
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