持続可能なより良い世界を目指して
■SDGsは世界の共通目標
SDGs(Sustainable Development Goals、持続可能な開発目標)は、2015年の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に記載されている、2030年までに達成を目指す国際社会全体の目標です。
アンケート調査※では、今や9割近い人がSDGsという言葉を聞いたことがあるという結果になっています。そんなSDGsについて、今回は少し視点を変えた見方をご紹介します。
※出典:第10回SDGs認知度調査(朝日新聞社)
■知っていますか「5つのP」
下の図は、SDGsの17の目標を示した世界共通のアイコンを「5つのP」というキーワードで分類したものです。17の目標は、(1)~(5)に示す5つのPの順に並べられていることが分かります。
貧困や飢餓をなくし、全ての人が性別などに関係なく尊重され、人間らしく健康的な生活を送ることができる世界を目指す。
全ての人が豊かで充実した生活を送れるよう、自然と調和しながら経済成長や技術革新を目指す。
責任のある生産・消費、海や森林などの天然資源の保護、気候変動対策等に取り組むことにより地球環境を守る。
争いがなく平和・公正な世界を目指す。
持続可能な世界の実現に向けて、国・企業・個人など全ての関係者が協力・連携する。
※詳しくは本紙をご覧ください。
■私たちにできること
5つのPはそれぞれがつながってより良い世界を目指すものです。地球を守ることを最優先にして、豊かさの追求を諦めるというものではありません。SDGsの考え方で大切なのは、経済・社会・環境の3つのバランスを取りながら目標の達成に取り組むことによって、持続可能なより良い世界を目指すことです。
例えば、温暖化対策の取り組みは大切なことですが、まだまだ残暑が厳しい中、健康を害してまでエアコンの使用を控えるということは良くありません。暑い時はエアコンなどを適切に使用し、不必要な照明は消すなど、無理なく継続できることを見つけて、続けていきましょう。
問い合わせ:政策課
【電話】229-3101【FAX】229-3330
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