■新しい年、新たな決意で
新しい年を迎えました。人権文化の花が咲き誇る年になってほしいものです。
法務省では、次の17項目を人権に関する「啓発活動強調事項」としています。
(1)女性の人権を守ろう
(2)子どもの人権を守ろう
(3)高齢者の人権を守ろう
(4)障害を理由とする偏見や差別をなくそう
(5)部落差別(同和問題)を解消しよう
(6)アイヌの人々に対する偏見や差別をなくそう
(7)外国人の人権を尊重しよう
(8)感染症に関連する偏見や差別をなくそう
(9)ハンセン病患者・元患者やその家族に対する偏見や差別をなくそう
(10)刑を終えて出所した人やその家族に対する偏見や差別をなくそう
(11)犯罪被害者やその家族の人権に配慮しよう
(12)インターネット上の人権侵害をなくそう
(13)北朝鮮当局による人権侵害問題に対する認識を深めよう
(14)ホームレスに対する偏見や差別をなくそう
(15)性的指向および性自認(性同一性)を理由とする偏見や差別をなくそう
(16)人身取引をなくそう
(17)震災等の災害に起因する偏見や差別をなくそう
ここに「戦争」は入っていません。「戦争は最大の差別であり、人権侵害である」と言われます。ロシアのウクライナへの侵攻・ガザ地区をめぐるイスラエル軍とハマスの戦闘が継続しています。停戦、平和が実現する年になることを祈ります。
人権啓発キャッチコピーは、『「誰か」のことじゃない』です。さまざまな人権課題が依然として存在していますが、決して自分以外の「誰かのこと」、「自分に関係のないこと」ではありません。自分や自分の身近な人の問題として捉え、行動をとることができるようにしていかなければなりません。
問合せ:教育委員会生涯学習課
【電話】25-1268
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