気分の落ち込みや眠れないことは誰にでもありますが、長く続く場合は、うつ病のサインかもしれません。
うつ病の原因は、さまざまなストレスを背景に感情や意欲を司る脳の働きに何らかの不調が出たものと考えられています。日本では約6%の割合で生涯のうちにうつ病を経験するというデータがあり、誰でもかかる可能性があります。
うつ病ではものの見方や考え方が狭くなり、冷静な判断力を失います。重症の場合には放置すると、自殺を考える危険性が高くなります。症状としては落ち込みのほか、強い不安や焦り、好きなものが楽しめないといった気分の問題、食欲不振、不眠や過眠、すぐに疲れる、頭痛や肩こりといった身体の問題、身だしなみを整えたり、入浴や外出が億劫(おっくう)になるといった行動の問題があります。このような症状に多くあてはまる場合は、迷わず医療機関を受診しましょう。
また、市では予約制で2カ月に1回、こころのケア相談を実施しています。詳しくは左記まで問い合わせください。
問合せ:健康課(健康センターミルネ内)
【電話】88-5750
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