◆お薬の管理はできていますか?
「ポリファーマシー」という言葉をご存知ですか?多くの薬を飲むことによる副作用や、飲み間違いなど適切な飲み方ができないことから起こる有害事象のことをいいます。
加齢や病気などによって肝臓や腎臓の働きが弱くなると、薬を分解したり、体から排出するのに時間がかかるようになります。また、高齢になると、複数の持病を持つ人が増えてきます。複数の医療機関や診療科を受診することにより、全体として薬が多くなったり重複したりして、効きすぎたり効かなかったり副作用が出たりします。
こうしたことが起こらないように「かかりつけ薬剤師」という制度があります。費用はかかりますが、複数の医療機関や診療科にかかっていても薬を全て把握して指導や支援をしてくれます。
薬は同じ薬局でもらうようにするなど、飲んでいる薬の全体がわかるようにしておくことが大切です。そのために、お薬手帳は1冊にして、薬局に行くときは必ず持参しましょう。また、薬を止めたり減らしたりするときは、自己判断せずに医師や薬剤師に相談しましょう。
問い合わせ:町地域包括支援センター
【電話】82-2079
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