■体験を通じて食に興味を持つ
子どもたちの好奇心を刺激し、食育への理解につなげる
秋の旬を満喫できる食育体験、芋掘り。川西こども園の園児たちが毎年行う芋掘りに参加しました。
子どもたちは、畑ヘ向かうバスの中からワクワク。友達と一緒に掘りながら虫が出てきて驚いたり、大きなイモを掘り出して喜んだり。うれしそうにイモを持ってスイートポテトやスープを作ってもらうなど、収穫したイモの食べ方まで想像しているようです。
日々の体験、特に今回の芋掘りのような直感的に楽しめる食育は子どもの人間性を育む上で特に効果的です。自分の手で土を掘り、イモを収穫することで、食べ物がどのように育ち、収穫されるのかを実際に体験します。食べ物に対する感謝の気持ちを育み、食事について新しい視点も生まれることでしょう。
友達と一緒にイモを掘り出すことで、協力する楽しさを体験し、社交性を育むのにも役立ちます。土に触れ、植物の成長を目にし、自然の不思議さを感じることで、好奇心が刺激されます。また、食べ物の扱い方や調理方法を知ることで、食に興味を持ち、食事が楽しいと思えるでしょう。
今回の芋掘り体験に限らず、農業を体験することは、子どもたちにとって楽しい学びの場であり、食育を通じて生きていく上での大切なスキルを身に付ける良い機会となっています。
問合せ:保健センター
【電話】072-758-4721
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