水族館のオープンに加えて、秋には海づり公園や商業施設のリニューアルも。
何度でも訪れたくなる、神戸西海岸エリアのたくさんの楽しみ方を紹介します。
■新しい神戸西海岸エリアへようこそ!
◇巡って楽しいエリアに
須磨だけでなく、神戸西海岸エリアには、塩屋・垂水・舞子と、それぞれに異なる魅力を持ったまちが東西に連なっていて、電車ですぐに移動することができます。近くに住む人や市民の皆さんはもちろん、市外や海外から観光に来た人も含めて、いろいろな目的で訪れた人がまちを巡り、豊かな時間を過ごす。そんなエリアになるよう、レジャー施設の充実や公園の再整備などを進めています。
◇昔ながらの風景を活かして
古くから白砂青松(はくしゃせいしょう)の景勝地として親しまれてきた須磨海岸。愛されてきた風景を守りつつ、水族館やホテル、カフェやレストランなどの新しい魅力と融合させてパワーアップしようというのが今回の再整備です。歴史ある松林は、木を保全するエリアと新しく植えるエリアに分けて整備を進めました。より多くの人にこのエリアの良さを知ってもらいたいと願っています。
◇「東洋一」の記憶を継承
須磨には60年以上の水族館の歴史があります。1957(昭和32)年に開館した市立須磨水族館は「東洋一の水族館」と言われ「東の上野・西の須磨」とも称されました。1987(昭和62)年には須磨海浜水族園にリニューアルし、“スマスイ”の愛称で長く親しまれました。新しくオープンする「神戸須磨シーワールド」もまたバトンを受け継ぎます。その記憶を受け継ぐ、館内の仕掛けにも注目ください。
■6月1日(土)にいよいよオープン!神戸須磨シーワールド
開館が待ち遠しい水族館には、こんな見どころが!
さらに、市民にうれしい特典や一緒に行きたいスポットも紹介します。
◇アクアライブ
ペンギンやアシカ、アザラシなどの展示や、クラゲの魅力を体感できるゾーンが。海の生きものに触れられるタッチングプールもあります。
◇ドルフィンスタディアム
イルカたちの華麗なパフォーマンスが楽しめます。イルカとのふれあいを通して、命や自然環境の大切さを学ぶ体験プログラムも。
◇オルカスタディアム
迫力満点のシャチのパフォーマンスを鑑賞できるほか、デジタルツールを利用した世界初のシャチの教育ゾーン「オルカラボ」が登場。
◇無料で見られる!スマコレクション
須磨海浜公園側から入れるアクアライブ1階には無料エリアも。須磨海浜水族園で飼育されていた淡水魚の一部が見られます。
◇神戸っ子はお得に入館!KOBEこども割クーポン
公式ホームページから事前申請すると、市内在住の幼児(4~6歳)は年1回無料、小・中学生は年1回500円で入館できます。なお、3歳以下は無料です。
※夏休みやお盆期間などは料金が変わります。
混雑緩和のため、開業後しばらくは事前にチケット購入が必要です。
詳しくは公式ホームページを確認ください
◇神戸須磨シーワールド
522種、約17,000点の生きものに加え、西日本で唯一シャチが見られる水族館。瀬戸内海の環境を再現した水槽など展示方法に注目を。地産地消がテーマのフードコートやオリジナルグッズを取り揃えたミュージアムショップも楽しみ。
営業時間:10:00~18:00(土・日曜・祝日は~20:00)
※時季により変動
住所:須磨区若宮町1-3-5
問合せ:【電話】731-7301【FAX】33-6333
※混雑が予想されるため、公共交通機関をご利用ください。
※「シャチのぬいぐるみ」を読者に抽選でプレゼント!詳細は15面へ
◇あわせていきたい!須磨海浜公園Newスポット
・BEKOBEモニュメント 6月1日~
市内6カ所目のBEKOBEモニュメントが誕生。七色に染めた、須磨海浜水族園の水槽のアクリルが、BEKOBEの文字の中に!たくさんの記憶を閉じ込めた記念碑が、神戸への想いを未来へとつなぎます。夜のライトアップも必見です。
・松の杜ヴィレッジ
カフェやレストランなどのショップのほか、芝生の広場や子どもに人気の大きな遊具があり、大人も子どもも一緒に楽しめます。また、パークコンシェルジュ棟(公園管理棟)では、須磨の歴史を学べるほか、憩いの場としても活用できる「須磨ホール」や各広場の貸し出しも行っています。
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