消費者トラブルちょっと待った!ーかしこい消費者になろうー

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■高齢者の通信販売トラブルが増えています!
～悪質通販サイトに気を付けて!～

◇事例
ネット通販で希少な古本を見つけ注文し、個人口座に代金を振込んだが、商品が届かない。電話番号の記載がなく、メールを送ったが返信もなく、サイトも消えていた。

ネット通販では、「商品が届かない」「粗悪品が届いた」といった相談が多く寄せられており、ネット検索中に悪質通販サイトに誘導され、前払いで商品代金を個人口座に振込んだ後、販売業者と連絡がとれなくなることがあります。
また、SNSの広告などから悪質通販サイトに誘導され注文したところ、粗悪品や模倣品が届き、返品したいと言うと、「高額な返送料や手数料を要求された」「わずかな返金にしか応じてもらえない」といったトラブルが発生しています。

◇トラブルにあわないために
1.購入前に、通販サイト内の表示や支払方法等をよく確認しましょう
[悪質通販サイトを見分けるポイント]
・日本語が正しく表記されていない
・ブランド、メーカー品で通常より安い
・振込先の銀行口座の名義が個人名になっている
・支払方法が限定されている
・市場では希少となっているものが、入手可能となっている
・キャンセル、返品、返金のルールがどこにも記載されていない
・サイト上に事業者の名称、住所、電話番号が明確に表記されていない

2.注文確定をする前に、「最終確認画面」を確認しましょう
悪質通販サイトの場合、「最終確認画面」が表示されず、そのまま注文が確定してしまうことがあるのでご注意ください。「最終確認画面」が表示されても、表示内容が不十分で、消費者が誤認して注文した場合には、契約を取り消せる場合があります。

3.商品が届かない等のトラブルにあってしまった場合は、決済関連事業者に相談しましょう
クレジットカード決済や銀行振込では、できるだけ早くクレジットカード会社や振込先の銀行に事情を伝え、相談しましょう。併せて、警察にも相談してください。

4.不安に思った場合は、すぐに消費生活センター等に相談しましょう
★「越境消費者センターウェブサイト」で悪質通販サイト情報が確認できます
掲載場所：越境消費者センターウェブサイト
「悪質通販サイトのトラブルにあわないために」
【HP】https://www.ccj.kokusen.go.jp/aksht_tuhn

問い合わせ先：消費生活センター
【電話】43・7067【FAX】43・6810