〔継続受診で早期発見〕がんは身近な病気です

6／50

日本人の2人に1人は、生涯のうちに何らかのがんにかかるといわれています。生活習慣の改善である程度のがんは予防できますが、細胞の老化に伴って免疫力が下がり、誰もががんにかかる可能性があります。
がん検診はがんを早期発見し、早期治療につなげ、がんで亡くなる人を減らすことを目的としています。がん検診を受けたことがない方や前回受診してから1年以上経過している方は、まず今年、検診を受けましょう。

がんは身近な病気と考えない方が多くいます。身内の方がかかると隠したくなったり、休職すると特別な目で見られるのではないかと不安になったりする方もいます。
がんは、異常を感じてからでは進行して見つかる割合が高くなります。逆に無症状のうちに発見されるがんは進行していない場合が多く、早期に治療することで死亡率を大きく下げることができます。
早期発見による適切な治療で、5年後の生存率にはグラフのように大きな差があります。

純生存率(がんのみが死因となる状況を仮定して計算する生存率)
参考：国立がん研究センターがん情報サービス〝院内がん登録生存率集計〟2015年5年生存率

がん治療は日々進歩しており、早期発見で完治することも多い病気です。早期発見のためには定期的(胃・肺・大腸がんは毎年、子宮・乳がんは2年に1回)に検診を受けることが大切です

■自分の未来のために、健診受けませんか?
・健康ポイント対象です

▼すこやか健診
健診日によって受診できない項目があります
◦特定健診
◦基本健診
◦後期高齢者健診
◦がん検診(胃・肺・大腸・前立腺)
◦肝炎検診
◦ピロリ菌検査
◦エキノコックス症検査
◦歯科健診

▼レディース健診
女性のみ、託児あり
◦がん検診(子宮・乳)

▼バスツアー健診
札幌がん検診センターまで無料送迎バスを利用して受診します。停留所は日によって異なります
◦特定健診
◦基本健診
◦後期高齢者健診
◦がん検診(胃・肺・大腸・前立腺・子宮・乳)
◦肝炎検診
◦骨粗しょう症検査
◦ピロリ菌検査
◦エキノコックス症検査
◦その他自費で受けることができるオプション検診

▼後期高齢者健診　血液検査に項目が追加!
◦HbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)
糖尿病の検査。過去1・2カ月の血糖値を反映し、前日・当日の食事や運動の影響を受けにくい数値です
◦クレアチニン
腎機能が低下していないかを調べる検査
◦尿酸
痛風の検査。高尿酸血症になると腎障害や動脈硬化が進行します
◦貧血
体内に酸素を運ぶ赤血球や赤血球の中にあるヘモグロビンが減少していないかを調べる検査

申込方法：受診希望日の3週間前までに、電話または専用サイトで

健診日程や料金など、詳しくは広報いわみざわ5月号折り込みの健診ガイドブックまたは市ホームページをご覧ください
ID：3737

申込・問合せ：岩見沢保健センター(4西3　であえーる岩見沢3階)
【電話】25-5540