◆LESSON(3)
こんにちは、月形町地域おこし協力隊員の石原絢子です。こちらのコーナーでは、日常を楽しむお花のお手入れ方法や、長く楽しむコツなどをご紹介していきます。
第3回目は、「枝もののお手入れ方法」をご紹介します。葉のついた枝を大きくお部屋に飾るとそれだけでお部屋に自然が取り入れられて、森林浴気分を味わえますし、新緑の馬酔木(アセビ)や紅葉のナナカマドなど、その枝1種類だけで季節を楽しむことができます。
月形町は自然が豊かで、切り花でなくとも十分四季折々の美しさを感じられる環境ですが、それらをお部屋の中に取り入れる感覚で、是非「枝もの」も飾ってみてくださいね。
「枝もの」はほぼ全てのものに「十字切」が効果的です。枝の断面にハサミで深く十字の切り込みを入れて深水に入れて飾ります。
「枝もの」は繊維質なものが多く、この繊維をできるだけ解かすことで、水の吸い上げが良くなります。ハンマーで叩いて潰すのも効果的ですが、水が濁りやすくなるのが難点です。
また、葉が乾燥するとしおれてしまうので、葉の裏へこまめに霧吹きをすることも大切です。
花のある暮らしに、ぜひお試しください。
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