日本は、世界の中でも、大地が動き、地震や火山の活動が集中する変動帯に位置しています。さらに、地球温暖化が急激に進み、さまざまな自然災害が起こりやすくなっています。鹿追町も例外ではありません。そのような地域で暮らし続けるためには、どんな知識や考え方、心構えが必要でしょうか。
鹿追町では、ジオパーク活動と連携し、「変動する大地と暮らしセミナー」と題した地域づくりを考える3回のセミナーを10月末から12月にかけて開催します。
第1回は日本ジオパークネットワーク事務局長の古澤加奈さんをお招きし、日本のジオパーク、世界のジオパークの地域住民が主体となったさまざまな活動事例を聞きます。
第2回は地球温暖化が専門の北海道大学・山中康裕さん、そしてイラストや文字で話の内容を要約する「グラフィックレコーディング」を行っている水口綾香さんをお招きします。気候変動問題と私たちが今取り組むべき対策について、科学者の知恵を借りて読み解き、考えます。
第3回は地学教育・防災教育が専門の北海道教育大学釧路校・境智洋さんをお招きします。地球の仕組みや自然災害のメカニズムなどについて実験を通して学び、災害と共にある私たちの暮らしについて考えます。
いずれも詳細は、とかち鹿追ジオパークのホームページなどをとおしてご案内します。
問い合わせ:とかち鹿追ジオパーク推進協議会事務局(ジオパーク推進課)
【電話】67・2089
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