■予防接種費用の一部を助成します
安房管内の各医療機関に予防接種予診票が配布してあります。ほかの医療機関で接種を希望する人は健康推進課(【電話】36-1154)までご連絡ください。
■インフルエンザワクチンについて
十分な効果を維持する期間は接種後2週間後から約5か月とされています。12月中旬までに接種を受けましょう。比較的多くみられる副反応は接種部分の発赤や腫れ、痛みなどで、通常は2~3日でなくなります。一方で、まれに重い副反応の報告がありますので、気になる症状がある場合は医師に相談してください。
■新型コロナワクチンについて
臨時接種は令和6年3月で終了し、令和6年度からは定期接種として、「毎年度秋冬に1回行うこと」が定められました。ワクチン接種には、発症予防や重症化(入院)予防の効果があることが確認されています。既に感染したことがある人も再感染する可能性はあり、また、ワクチン接種による追加の発症予防効果が得られることも確認されています。副反応として接種部位の痛みや倦怠感、頭痛、発熱など、様々な症状が確認されていますが、ほとんど軽症または中等度であり、安全性に重大な懸念は認められていないと判断されています。
■風しん抗体検査と予防接種
昭和37年4月2日から昭和54年4月1日までの男性は定期接種として風しんの予防接種を受ける機会がなかったことから風しんの抗体の保有率が低いとされています。無料で抗体検査、予防接種を受けることができるクーポン券は令和7年2月まで利用できますので、まだ検査を受けていない人は早めにお受けください。お手元にクーポン券がない人は健康推進課までご連絡ください。
妊娠中の女性が風しんに感染すると先天性風しん症候群により赤ちゃんが障がいを持って生まれる可能性があります。予防接種であなたとあなたの大切な方々を守ることができます。
□先天性風しん症候群の赤ちゃんにみられる主な症状
・先天性の眼の病気…白内障・網膜症・緑内障など
・先天性の耳の病気…難聴
・先天性の心臓の病気…動脈管開存症など
・低出生体重
・血小板減少性紫斑病 など
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