新年のあいさつ (2)

2／19

■市民とともに歩む議会を目指して

市議会議長　清宮一義

明けましておめでとうございます。市民の皆さまにおかれましては、希望に満ちた輝かしい令和6年の新春をお迎えのことと心よりお慶び申し上げます。
また、平素より、議会活動に対して深いご理解と温かいご支援、ご協力を賜り、市議会を代表いたしまして厚く御礼申し上げます。
本年は辰年でございます。辰(竜)は十二支の中でも唯一伝説上の生き物です。権力や隆盛の象徴とし、古くから縁起のよい生き物とされてきました。天高くのぼる竜のように、皆さまにとって本年が飛躍の年となりますことをお祈り申し上げます。
さて、市民の皆さまにおかれましては、3年以上に渡るコロナ禍を経て、ようやく日常が戻りつつあることを感じられているのではないでしょうか。本年も皆さま同士がつながりあうことで、さらに四街道市に活気がもたらされることをご期待申し上げます。
一方で、市政においては、少子高齢化の進行や、自然災害への対策、次期ごみ処理施設整備など多岐にわたる課題を抱えています。だれもが安全で安心に、そして快適に暮らせるまちづくりの実現に向けて、これらの課題の克服に努めていかなければなりません。
市議会といたしましては、市民の声に耳を傾け、市政に反映させていくことが大きな責務であることを十分認識し、今後も市民の皆さまとともに歩んでいく所存でございます。
結びに、本年が皆さまにとって素晴らしい年となりますよう祈念申し上げますとともに、市議会への相変わらぬご支援、ご協力を賜りますようお願い申し上げまして、新年のご挨拶といたします。

■教育の進展を目指して

市教育委員会教育長　府川雅司

明けましておめでとうございます。市民の皆さまにおかれましては、希望に満ちた初春をお迎えのこととお慶び申し上げます。日頃より教育行政および教育活動へのご支援ご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。
昨年は、新型コロナウイルスの影響による社会活動のさまざまな制限が解除され、以前のようにスポーツ大会や音楽発表会などが開催されました。歓声や声援、拍手が響き、互いに称えあう姿には人と人との温かなつながりに満ち、多くの方が勇気づけられたのではないでしょうか。小中学校の教育活動も非日常から日常へ戻り、子どもたちが学び、つながり、輝きあう様子に保護者や地域の皆さまは安堵されたことと思います。
一方で、改めて世界を見渡すと、戻らないこと、戻るよりも新しい変化が望まれたこともあり、奇しくもコロナ禍はそれまでの文脈では生じ得なかった変化を社会のあちらこちらでもたらしたように感じます。
市教育委員会では、本年四月を開始とする「第二期四街道市教育振興基本計画」の策定を昨年度から進めてまいりました。今後ますます進むであろう技術革新に伴い、複雑であいまいな変動の続くことが想定される社会の中では、個人が変化に主体的に関わり、感性を豊かに働かせながら、どのように社会や人生をよりよいものにしていくのか、自ら考え行動する姿勢が求められます。教育の根本は人づくりであり、教育が未来をつくる礎であることは間違いありません。本計画は、変化する社会の中で多様な人々が個性を生き生きと発揮し、関わりを広げ、共に幸せな人生を実現していく学びを目指します。
結びに、本年も市民の皆さまにとりまして素晴らしい年となりますよう心からご祈念申し上げます。市教育委員会は、皆さまが豊かに学んでいけるよう教育の進展に専心してまいります。