子宮頸がんの原因とされているヒトパピローマウイルス(HPV)は、女性の多くが一生に一度は感染するといわれています。感染を予防するためにはワクチン接種が有効です。
対象者は自己負担なく接種ができ、小学校6年生から高校1年生の女性を対象とした定期接種のほか、HPVワクチンの積極的勧奨が差し控えられていた間に、定期接種の機会を逃された方を対象としたキャッチアップ接種を実施しています。
ワクチンは一定の間隔をあけて、合計2回または3回接種する必要があり、完了するまでに半年程度かかります。キャッチアップ接種を希望される方は、市町村予防接種担当課にお問合せのうえ、期間内に完了できるよう、なるべく早い接種をお願いします。
■キャッチアップ接種(令和7年3月まで)
対象:次の(1)及び(2)に該当する方
(1)平成9〜18年度生まれの女性
※令和6年4月以降は、平成19年度生まれの女性も対象になります
(2)過去にHPVワクチンの接種を合計3回受けていない女性
子宮頸がんは、若い女性がかかるがんの中で多くを占めています。日本では、毎年約1.1万人がかかり、約2,900人の女性が亡くなっています。患者は20歳代から増え始め、30歳代までにがんの治療で妊娠できなくなってしまう方も年間約1,000人います。
問い合わせ:市町村予防接種担当課 健康推進課
【電話】073-441-2657【FAX】073-428-2325
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