●ノロウイルスに注意!
ウイルスによる感染性胃腸炎は、1年を通して発生しますが、特に冬に流行します。
ノロウイルスは1~2日の潜伏期間の後、おう吐・発熱などの症状が現れ、人から人へ感染します。ほとんどの場合、2~3日程度で治りますが、下痢やおう吐による脱水症状などを引き起こすことがあります。
▽予防のポイント
・流水、石けんによる手洗いをしましょう。
・食品の調理は十分な加熱をしましょう。
・調理器具は十分に洗浄消毒をしましょう。
▽おう吐物や便の処理法
ノロウイルスに感染した人のおう吐物や便には大量のウイルスが含まれており、感染のリスクがあります。必ずマスクとゴム手袋を着用し、おう吐物を中心に集めるように静かにふき取り、ふき取った雑巾などはビニール袋に入れ密閉して捨てましょう。
また、汚染された場所や物は、家庭用塩素系漂白剤を薄めた液体か熱湯で消毒してください。
●咽頭結膜熱(プール熱)が流行しています
県内では、11月15日に咽頭結膜熱(プール熱)の流行警報が発令されました。
咽頭結膜熱は、アデノウイルスの感染により、発熱、のどの痛みや腫れ、目の充血、目やにの増加などの症状が見られます。夏にプールの水を介して流行することが多いため、プール熱とも呼ばれますが、冬でも流行することがあります。
流水や石けんによるこまめな手洗いや、咳やくしゃみをする時には口と鼻をティッシュなどでおおうなどの咳エチケット、患者との密接な接触を避ける、タオルの共用をしないなど、ポイントを押さえて感染予防に努めましょう。
●にじいろ子育て相談室の移転
令和6年1月4日(木)から、新庁舎2階子ども家庭支援課内へ移転します。
▽にじいろ子育て相談室とは?
保健師または助産師が、妊婦や乳幼児の保護者を対象に、
・母子健康手帳の交付・面談
・妊娠、出産、子育てに関する相談
・子育てに関するサービスや機関の紹介
などを行います。困ったときは、1人で悩まず、お気軽にご相談ください。
問合せ:保健センター
【電話】995-3381
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