令和6年度 市長の施政方針

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総合振興計画の七つの基本目標に沿った主な取り組み

2年目を迎える第2次総合振興計画後期基本計画の取り組みを着実に推進し、たくさんの市民の皆さんの明るい笑顔が輝き、いきいきと暮らす人々と、魅力的なまちを行き交う多くの人で活気にあふれ、だれもが「住んでよかった、住み続けたい」と思う、だれからも「選ばれるまち」を築いてまいります。
また、当初予算を、総合振興計画における五つの重点プロジェクト(ページ下部本紙参照)に掲げた事業を中心とした編成にしました。

◆基本目標1　子育て・教育分野
「子どもが幸せに育ち、生きる力をはぐくむまち」

○安心して子育てできる切れ目ない支援
こども医療費の通院助成の対象を18歳年度末までに拡大します。

○その他の主な取り組み
・母子保健と児童福祉の一体的な相談支援を行うこども家庭センターの運営を拡充
・小学校校舎トイレの改修工事や、中学校の同工事に向けた実施設計

◆基本目標2　福祉・保健・医療分野
「いつまでも健康でいきいきと暮らせるまち」

○健康づくりと病気予防の充実
アフターコロナの健康づくりへの意識、生活習慣、社会状況を踏まえ、「第2次いきいきライフプランかすかべ」を策定します。

○その他の主な取り組み
・50歳以上の人へ帯状疱疹(たいじょうほうしん)ワクチン接種費用を一部助成
・市立医療センターでは、県指定の「災害時連携病院」として、災害時の医療救護活動を強化

◆基本目標3　市民参加・文化・スポーツ分野
「市民が主役となって活躍し、生きがいを持てるまち」

○市民参加と協働の推進
公民館に地区センター機能を加え、地域まちづくりの拠点として活用し、「地域コミュニティの活性化」と「市民の利便性向上」を図ります。

○その他の主な取り組み
・配偶者暴力相談支援センターを設置
・大沼陸上競技場リニューアル整備工事に向けた地質調査

◆基本目標4　環境・防災・生活分野
「恵まれた自然の中で安心安全に暮らせるまち」

○地域の強靭(きょうじん)化と防災力の向上
市立学校体育館では、熱中症などから子どもたちを守り、災害時における避難者の生活環境改善のため、引き続き、空調設備の整備を進めます。

○その他の主な取り組み
・公共施設への太陽光発電設備の設置などゼロカーボンシティの推進
・子ども見守り活動の強化、通学路の安全点検と街頭防犯カメラの増設

◆基本目標5　観光・産業・経済分野
「地域の資源を活かした魅力あふれるまち」

○観光資源の魅力向上と来訪者の滞在環境の充実
旧宝珠花小学校跡地に地域の交流や文化・歴史を発信できる大凧文化交流センターを開所します。

○その他の主な取り組み
・物価高騰の影響への支援や、市内経済の活性化のため、プレミアム付商品券を発行
・小平地区の埼玉型ほ場整備事業では、県と連携して、水田の区画拡大や道路、用排水路を整備

◆基本目標6　都市基盤分野
「人々が集い、にぎわいのある快適なまち」

○魅力とにぎわいのある中心市街地の創出
春日部駅付近連続立体交差事業では、伊勢崎線仮線への切り替えに向けた工事を行い、引き続き、県、東武鉄道(株)と連携して進めます。

○その他の主な取り組み
・住環境の向上と定住促進のため、住宅リフォーム工事費用の一部を助成
・地域の皆さんとの意見交換を踏まえた、新生公園のリニューアル工事

◆基本目標7　行財政分野
「市民の期待に応え、信頼される行政を推進するまち」

○自治体DXに基づく戦略的・計画的な行政運営の推進
オンライン申請の「キャッシュレス決済」や「オンライン予約」を導入し、来庁せずにできる手続きを拡充します。

○その他の主な取り組み
・ネーミングライツを導入
・企業版ふるさと納税制度の活用、個人向けふるさと納税制度のお礼品の拡充とPRの強化

問合せ：政策企画課
【電話】048-736-1118